葛餅を食べて気分は夏到来
ほつれさへ京の情緒や秋簾 岡崎登志子 下町の情緒が好きで一の酉 武野恵美 木々芽吹く衝動買ひは男にも 鈴木真砂女 紫木蓮 麦熟れて欲望を黄に塗りつぶす 津田清子 あけがたの山気すなはち冬の霧 長沼三津夫 たわみては雪待つ竹の気色かな 松尾芭蕉 気持よく若さに負けてゐて涼し 田畑美穂女 単帯気持は門を走り出で 池田澄子 誕生日気持ち上々何やある…
ほつれさへ京の情緒や秋簾 岡崎登志子 下町の情緒が好きで一の酉 武野恵美 木々芽吹く衝動買ひは男にも 鈴木真砂女 紫木蓮 麦熟れて欲望を黄に塗りつぶす 津田清子 あけがたの山気すなはち冬の霧 長沼三津夫 たわみては雪待つ竹の気色かな 松尾芭蕉 気持よく若さに負けてゐて涼し 田畑美穂女 単帯気持は門を走り出で 池田澄子 誕生日気持ち上々何やある…
桃の花毎年春の床の間に アロマ 洋館は青葉の中に見え隠れ アロマ 風趣な造り屋根の稜線に アロマ ラテン語の風格にして夏蜜柑 橋 間石 一本の柱の気品夏座敷 三谷いちろ 雪吊りの季節に訪れ兼六園 アロマ 家元の気品さすがに袴能 湯浅英史 寒鯛の瞳の爛々と気品満つ 鈴木真砂女 気品とは寂しさに似て雛の面 高橋秋郊 朽ちてなほ蔵の風格柿若葉 濱本…