「文学散歩」の日記一覧

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初めての諏訪湖

https://smcb.jp/albums/3833285 諏訪湖は何度か遠くから見たことが有った。昨年夏、バスツアーで千畳敷カールへ行ったとき、往復とも高速道路を走るバスの車窓から諏訪湖が大きく見えた。美ヶ原へ向かう途中の三峰山から中央アルプスの方向に諏訪湖が見えて居た。飛行機の車窓から諏訪湖の全景が見えたこともあった。諏訪湖の湖畔に行ったのは今回が初めてだった。    8月10日に中央線上…

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再度の小諸文学散歩

私は小諸で小諸義塾教師をしている時期の島崎藤村に親しみを感じている。自分も若い頃、田舎教師の経験があるからだろう。私は昭和55年(1980年)4月に都内の女子短大の専任講師の職を辞して地方の4年制大学に赴任した。学部学生及び大学院生の時期に苦学生だった私は研究者としての実力がないことを自覚していた。環境を変えて研究の進展を図ろうとした。しばらくは慣れない地で適応するのに苦労をしたが、その後の人生…

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山蒼く少し遠くへ散歩して 

 吊し柿文學散歩バス連ね  石田あき子 見舞籠  山蒼く少し遠くへ散歩して アロマ  哲学の道沿ひ鴨も散歩する  高澤良一 宿好  冬帽を着そめぬそこら散歩にも  皆吉爽雨  高野山母と漫歩や奥の院 アロマ  立ちいでし散歩に温くき枯野かな  石橋秀野  白鳥も森林浴の散歩かな  平畑静塔  藤村の墓へ散歩の落し文  伊澤織江  入学の出でゆくあとを祖父散歩  皆吉爽雨  背…

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藤沢周平文学散歩(城下町鶴岡を歩く)

https://smcb.jp/albums/3821092 羽黒山から鶴岡駅へ戻るバスに乗った。藤沢周平の作品に「北国の小藩・海坂藩」として出てくるのが庄内藩・酒井家だ。城の名称は鶴岡城というより鶴ケ岡城と呼ばれるようだ。運転手さんに「お城に一番ちかいところで下ろしてください」とお願いすると、「お城ですか?」と怪訝そうな顔をした。「鶴岡公園ですね。」と了解した。そして「お城はありませんから」…

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恩師の傘寿を東京で・・・

去る10月5日(金) 東京で高校生の恩師、傘寿を迎えたので東京で同窓会に参加した。 我々は古希を迎えた。恩師は80歳の傘寿ということで10歳しか違わない。 それでも写真に写せば、誰もが傘寿に見えそうだ。 文京区は戦災の空襲を免れた地域と初めて解った。 樋口一葉が貧乏のどん底で書き綴った日記が遺された。 其の自宅が井戸の残る風景で、現存している。 小雨振る鐙坂を古希の同級生が散策した・・。 一次…

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吉村昭記念文学館と各地の彼の文学の舞台

https://smcb.jp/albums/3814181 天気が悪かった9月が終わり、晴天の10月だ。今月は都内に6泊くらいする。入院して手術だ。泊りがけの旅行は無しにして、手術前に日帰りのお出かけをすることにした。JR王寺駅から初めて都電荒川線に乗り、荒川2丁目で下車すると近くに、「ゆいの森あらかわ」があった。5階建ての洒落た建物だ。区立図書館と一部が「吉村昭記念文学館」になっている。思い…

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夕靄に紛れる如く散歩する

 入学の出でゆくあとを祖父散歩  皆吉爽雨  背に腹に懐炉を入れて吟行す  筒井 淳介  梅雨晴間ぷらんぷらんと母散歩  高澤良一 寒暑  被害妄想者そこらを散歩冬の蝶  山口青邨  避暑散歩奥の院まで行かずとも  坂本杜紀郎  避暑散歩手作りジャムの小店まで  高間礼子  美濃衆と駅で落合ひ初吟行  高澤良一 随笑  百歩にて返す散歩や母子草  水原秋櫻子  文学散歩墨東に来て…

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軽井沢文学散歩1 汚れた英雄

外部のブログを利用しています。 画像などは、こちらをご覧ください。 ↓ https://blogs.yahoo.co.jp/kumari1268/folder/672320.html 軽井沢文学散歩1イメージ 1  大藪晴彦  「汚れた英雄」 軽井沢文学散歩の書庫を 作っておきながら、 まだ、一度も書いていませんでした。 軽井沢は川端康成、堀辰雄の時代から、作家に愛された場…