かさね着や菜の花かほる雨あがり 白雄 げんげ田に花菜田隣り入間川 角川源義 さざめきて菜の花の揺れ交しをり 清崎敏郎 いろ~の雛のこれは菜種雛 高野素十 また凄む 磯波 菜種の乱れ咲き 伊丹三樹彦 菜の花のお浸し白ゴマ降り懸けて アロマ 菜の花のほろ苦きマヨネーズ和え アロマ 菜の花とアサリのパスタバター醤油で アロマ 渥美半島菜の花ポスト黄色な…
内浦や渚を白う春の雪 尾崎迷堂 孤輪 切口に春の雪積む峯薬師 古舘曹人 砂の音 切林にこぼれて若き春の雪 仙田洋子 雲は王冠 到来の饅頭蒸すや春の雪 大場白水郎 散木集 十一面さんのお講の春の雪 関戸靖子 南天に寸の重みや春の雪 夏目漱石 明治四十一年 単行本一冊ほどの春の雪 伊藤敬子 原宿少女蝙蝠みたい春の雪 藤岡筑邨 厨房…
私の吃音は10歳から。 「吃音なんて障害の中に入らない、軽いものだ」 という意見を持つ人は多い。 実際、吃音を理解するのは、当事者以外では難しい。 吃音者本人であっても、受け入れがたいもの。 私の場合、50歳で吃音完治。 それから、ようやく、吃音の恩恵に目覚め始めた。 今では、吃音の経験を、むしろ、自慢にしている。 天使(娘)が重度障害者となり、まる7年になる。 お陰で、障害について少し学…