〔概要〕昨日（1/25）、東京国立博物館で開催中の特別展「中尊寺金色堂」（1/23～4/14）を見に行ってきました。 〔少し説明〕中尊寺金色堂は藤原清衡（1156年～1128年）によって建立された東北地方現存最古の建造物で、今年で1124年の上棟から900年を迎えます。これを記念して開催される今回の特別展では堂内の中央須弥壇（※金色堂には須弥壇が3基あります）に安置されている国宝の仏像11…

　平安時代前期に成立したと言われる「やまと絵」は、何が「やまと絵」ということを知らなくても、日本独自の自然や風俗を題材とし、日本独自の技法や絵の具や書き方で長年受け継がれてきた絵画等を楽しむことができる。 ２か月間の長期にわたる、大きく分けて前後期２回と展示替え等も含めて全部見るには、計４回行かないと２４５作品は見られない。各回その半分の１２０点としても膨大な数で、１回見ただけでは消化不良にな…

東京アートの旅３日目の今日は、上野の東京国立博物館に行ってきました。 今、平成館で開催中の「やまと絵」展目当てです。 面白かった！だけど混んでた。コロナ禍で忘れてたけど、平成館の特別展だから仕方ないですね。土日は事前予約が必要なので、もっと混むんでしょうね。 私は、平成館みたいな広い会場の展覧会の展示を、一つ一つじっくりみると体力も知力も根気も持たないので飛ばし飛ばし観ました。 …

久しぶりに仏像を見てきた。 　南山城（みなみやましろ）…地元に住む人ならルビを振られることは不愉快に違いない。京都・奈良の地理に疎い人にとっては、両県の境に位置する京都府南部ということをきいて、なるほど“山城国”の南側ということで納得する。奈良・平城京と京都・平安京の都人にとっては、どちらからも遠いが、交通の要衝であり、仏教文化が発展した地として当然かもしれない。 　14、5年前の在阪の…

〔概要〕一昨日（9/21）、東京国立博物館の本館特別5室で開催中の特別展「京都・南山城の仏像」（9/16～11/12）を見に行ってきました。 〔趣旨・内容〕南山城とは京都府の最南部、奈良市に隣接する地域で、古代～中世の優れた仏像が数多く存在しているエリアです。今回はその南山城の仏像を集めた特別展です。 実は、先行して奈良国立博物館で特別展「聖地 南山城」（7/8～9/3）が開催されている…

〔概要〕東京国立博物館の総合文化展（常設展）「彫刻室」（11室）の仏像展示が、6/13から入れ替えになっていると言うことで、昨日（6/14）、見に行ってきました。 「彫刻室」の今回の仏像展示（6/13～9/18）は12件（うち重文3件）で、そのうち写真撮影が可能だったものが7件（うち重文0件）でした。 〔内容〕彫刻室の入口展示（センター）は「浅草寺 大威徳明王騎牛像」でした。実はこの像は…

平日に“ぶらっと”東博へ、実に●年振りで記憶が無い。ここ数年、コロナ禍で美術館等事前予約が当然となっていたので、“ぶらっと”行くこと自体なかった。 東福寺は、室町時代の３代将軍・足利義満が定めた、南禅寺を別格として、天龍寺、相国寺、建仁寺、万寿寺と並ぶ京都五山と呼ばれる禅宗寺院の一つだ。 京都駅からも近く、紅葉のお寺として名高く、幾度か訪れたことがある。ただ東福寺で仏像を見た記憶がな…

東京国立博物館の総合文化展（常設展）「彫刻室」（11室）の仏像展示が、3/21から入れ替えになっていると言うことで、一昨日（3/22）、観覧に行ってきました。 今回の「彫刻室」の仏像展示（3/21～6/11）は13件でうち重要文化財は6件でしたが、今回もレベルが高くて良い仏像が並んでいました。 彫刻室の入口展示（前センター）は「大将軍八神社 男神坐像」です。実は先日（3/10）、私は京都…

東京国立博物館。 夏に続いて、も一回。 相変わらず凄い。 和同開珎、富本銭観た。 インドの如来様、ハンサムなこと！ また来よ。 はー、疲れた。 広島帰ろ。

昨日（1/3）、東京国立博物館で開催中の特別企画「大安寺の仏像－奈良の大寺一木彫の祈り」（1/2～3/19）を見に行ってきました。 実は昨年（2022年）奈良国立博物館で特別展「大安寺のすべてー天平のみほとけと祈りー」(4/23～6/19）が開催されているので、東博が大安寺展を開催すると聞いた時は何となく二番煎じの印象がありました。しかも、奈良博の方は総展示件数124件（うち仏像15件）だ…