「鱈ちり」の日記一覧

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旧作エッセイ「湯どうふ哲学」

作品番号からお判りの通り、旧い作品で小松文章教室の朝日カルチャーセンター(新宿)のころの作品です。 我ながら進歩がないなー。  ***エッセイ「湯どうふ哲学」 CZ-020 ***  あなたはお豆腐はお好きですか? 固めの木綿豆腐が好みですか、それとも滑らかで柔らかい絹ごし豆腐がお好きでしょうか。  私は絹ごし豆腐が大好きで、とくに冬はふうわりとあったかい湯どうふが一番で…

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熱々の鱈汁美味しふうふうと

 極月の壁に向かひて啜る蕎麦 林昭太郎  赤提灯の暖簾潜りて晦日蕎麦 津田富司  一茶の句添へて信濃の晦日蕎麦 金山雅江  手斧目や晦日蕎麦屋の太き梁 久保田嘉郎  地にとどく二階の明り晦日蕎麦  中山純子  日めくりの想ひを重ね年の夜 本郷公子  豪雪の声弾ませて冬休み 大角麻理子  黒板に竜を描きて冬休 阪本哲弘  餅筵座敷に拡げ日暮れ…

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鱈ちりに豆腐白菜舌鼓

 【今日は冷える 昨日はそれなりに温かかった  ステーキを焼き おろし大根を使った醤油味のソースを掛けたら美味】  ステーキのソース温かおろしかな  アロマ  鱈ちりに豆腐白菜舌鼓  アロマ  最果ての啄木の街雪明り 米澤しげる  駅高架比良冠雪に真向かへり 松村富子  雪止んでリュック背負って買い出しに  アロマ  雪降れり手つかずの詩の…

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甘さ故ふっくらとした蜜柑選る

  レンジで加熱の湯豆腐と タラコ振り掛けの昼餉   葱と和布の即席みそ汁も   録画のテレビドラマを見る 合間にニュースを視聴  海峡の風が染めたる蜜柑山  宇根綾子  たっぷりと日の香潮の香蜜柑山  島津三甫  幸せの色をひろげて蜜柑山  田渕匡子  かもめ来る広場に朝の蜜柑市  丸田安子  蜜柑摘む水軍島に京訛  今井忍  やはらかき皮の蜜柑を選びをり  池…