10月1日（日曜日）曇り　神無月 今日から10月、窓から吹き込む風に冷たさが感じられるようになった。こうなると一抹の寂しさを感じるのだから、人間のわがままも大概にしろと言いたくなる。連日の猛暑に、暑い！と繰り言を言っていたその口で、秋風に寂しさを覚えるなどと言う。喉元過ぎれば熱さを忘れる…のたとえどおり、人間は忘れることが得意だ。出来事をすべて覚えていたら生きて行けないかもしれない。忘れること…

　キネマの神様　　原田マハ　　評価　☆☆☆☆☆ コロナ緊急事態宣言の最中に、この映画が 公開されて・・そして、、解除された時には もう映画は公開されてなくて・・ とても残念で残念でたまりませんでした。 映画化されるという情報を知ってから、 楽しみにしていたからです。 私は、2012年の８月に原作を読んでいます。 その時から、映画化を望んでいましたから。。 原田マハさんの原作からはだいぶ…

先日、テレビで山田洋次監督と渥美清さんの名作「寅さんシリーズとマドンナ」を放映していたのを観てとても懐かしく、其々の時代を思い出しました。 偶然にも 、ラジオ深夜便では竹下景子さんが三回も寅さんシリーズに出ることが出来たととても喜んでおられました。 私が最も頭に残っているのは、沖縄を舞台にして繰り広げられたリリー役の浅岡るり子さんとの恋模様です。リリーとは最も結婚に近かった作品として話題になり…

寅さんシリーズの映画５０周年記念に製作した映画。 昭和生まれのしんちゃんの時代何本も見た寅さんの映画。 当時の映画のシーンをいくつか使い、今でも元気な俳優さんは当時のシーンと今の姿をストーリーの中に取り込む脚本として、うまく出来上がっています。 笑いあり、涙あり、ラブロマンスあり癒される映画でした。 イオンシネマのメンバーわたシアタープラスで６回観たら１回タダという特典を使い今日は無料で鑑…

私は生まれは葛飾区でした。それから神奈川、千葉など。。 大昔に就職したのは、山の手エリアか。。 黙って座ってるとお嬢様で、会話すると沢村貞子よね。 ultraのお嬢様ばかりで、complex　Maxでしたわ。 男子は地方出が多数でしたよ。 あれから00年以上も、時が過ぎました。省略 下町とは何チャラエリアで、下町のスラム街の扱いもね。 現実はね。。 トラさん映画ね。好きかもね。架空のドラマ…

「映画をつくる」　山田洋次著　大月書店刊　国民文庫 １９７８年１１月１７日発行 ー人間が人間でありつづけるために、芸術はますます必要不可欠なものとなってくるのではないか、ということです。 　リアリズムというのは、より豊かな表現のための方法なのであって、もっと想像する、あるいは創造するということにかかわることがらであるということを考えなければならないとよく思います。 　たとえちょっとした日常的な体…

wakohはどちらかといえば映画も好きな方だ。だが、かつて現役の頃には、時間的余裕も乏しかったし、学徒として他になすべき課題をなかなか果たせないでいることを常に感じていたので、そう映画に浸ったりすることはなかった。けれども、自分の直接経験することは実に限られている。映画などを通して自分が直接にはまるで経験したことのない世界の一端を垣間見ることはできる。そう感じてはいた。 　現役を退いて、はや５年…