「戦友」の日記一覧

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戦友

今年、成人式だった姪っ子が、もうじき正社員に なるという。 彼女は中学3年間をまったくの不登校で過ごした。 当時、右往左往していた両親を横目に私は彼女を 旅行に連れ出したものだ。 その後、自分で定時制高校を見つけ、昼間は有名 なトンカツ屋で皿洗い、夜は黒板という生活を始 めた。 3か月後には初めて「高い帽子」をかぶってカツ を切ったという。 お調子者で自分の親指まで切って3針縫ったことも…

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分かってもらえない 他人ごとだから

わかってもらえない という いらいら もやもや 誰しも抱えてると思う。 他人事という言葉がある。他人から聞く愚痴に 同情しながらも 今一つ 理解しきれてないわけだ。 自分には 経験がなくて。 その愚痴も 本人は つらいから 聴いてもらいたい のに いつも聞かされては うんざりしてくる。 しかし つらい本人は 聴いてもらうことで 少しは 気持ちが軽くなるのである。 傾聴というボランティ…

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『白樺日誌』を読む(5)「戦友(とも)」続き

・うばたまの夜は愉しも暖炉を囲み戦友どちかたらふ故国を(21年10月17日)24頁 「戦友」とある。57577の形式であるから、「暖炉」はペーチカ、「戦友どち」はともどちと読む。収容所に帰っておそらく寝る前の時間に、友達同士が故郷のことを語り合ってるという内容であり、実際の出来事を詠んだのであろう。 下欄、「夜は楽しい。戦友達とペーチカを囲んで故国の噂をする。石油も久しぶりで受領した。今宵から…

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去る者は日々に疎し〜〜寂寥感しきり

先日、私の大学及び会社での先輩が亡くなって東京での葬式に出席してきた。 この人は3歳年上だが私とは付き合いが長い。 20代のころ会社で労働組合の書記長・副書記長として会社の合併に伴う諸問題に取り組んだ。 40代になって彼の方が先に系列のN橋梁に出向、数年後本社に戻るとい代わりにどうかと誘われて私が出向、数年後彼も再度出向して来、その後二人とも繰り上げ退職した。 問題の多いN橋梁のために悪戦苦闘し…