「論文」の日記一覧

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論文もろもろ

日本の民俗学を始めとする学会誌は基本的に会員にならないと投稿できない。そして会員になるには当然会費がいるし、何より会員1名ないし2名の推薦が必要で、要は極めて「閉じている」。なおかつ考え方が古くて、以前も書いたが、論証資料にTwitterのツイートを採用しただけで査読が通らなかった。 それで日本の学会は自分に合わないし、こんな閉じた、頭の固い学会はこちらからお断りだと思って、海外の専門誌に投稿…

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結構いい加減な論文を書く研究者がいるんだよな

取り組んでいた「宗教とビジネス」の論文を終わらせたので、次のテーマのために下調べを始めた。 そのためにある作家というか研究者の本を資料として読んでいたところ、その中でいくつか新聞記事を引用していた。 私の方針として、資料の中でほかの資料が引用されていた場合孫引きはしないで、必ず原典まで当たる。まあ研究をする人間としては当然と言えば当然である。 なので、今回も新聞記事を照会した。大概の会社で…

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5万字を3万字に

この間東京に行って池袋のBLの聖地「乙女ロード」に行って、やっと抱えていた論文の1本を仕上げることができた。 これはある民俗学の賞に出そうと思っているので、その募集要項を調べたら3万字以内とある。で、私の論文の書き方は構成を作って、パートごとに書けるところから書いていって最終的にまとめるという方法なのだが、それで各パートを書きたいように書いて、まとめて字数を数えたらなんと5万5000字あった。…

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東京取材ツアー

コロナ禍の一瞬のスキをついて東京へ2泊3日で行ってきた。目的は私の抱えている3本の論文の現地踏査兼国会図書館での調査であり、これを済ませない事にはもう論文が1歩も進まない状況になっていたのでとにかくわずかなタイミングでも逃さずに行っておく必要があったのである。 旅日記を詳細に記録する趣味はないが、備忘のためいくつかトピックだけ記しておこう。 初日は移動と国会図書館の調査だけでいっぱいいっぱい…

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民俗学論文と「いじめ」

今手元にある「研究中・執筆中」の論文は3本ある。 そのうちの1本は、以前少し日記に書いた、「日本における美少年の姿の仏を信仰する風習」を現代のBLまで含めて取り上げたもので、すでに出来上がりと言ってもよいのだが、どんな人がBLを実際に愛好しているのかを知りたくて、東京は池袋のにあるBL同人誌を扱う本屋が集積している通称「乙女ロード」に行ってみることにし、しかしながらこの緊急事態宣言で東京に行く…

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落選者の弁

私はどの大学にも所属せず民俗学の研究をしているのだが、ほかの研究者が授業やら本業やらで論文執筆の時間が取れないのに対して、終日フリーなので好きなだけ論文を書く時間が取れ、従って蚕が絹糸を吐くように論文が次々と書きあがる。 しかしただ書くだけでは意味がないので、民俗学に興味を持っている人に読んでもらいたい。そこで学会誌に投稿するわけだが、1つは地元の学会誌でここは「査読」と言って掲載するかどうか…

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H・ハメル『朝鮮幽囚記』をめぐる考察(その1)

昨日まで外出が危険なほどの猛暑の日が続きました。数日間、妻に図書館へ送ってもらい、論文執筆にあたりました。ここに紹介します。 H・ハメル『朝鮮幽囚記』に関する考察 17世紀に厳しい鎖国政策を採っていた朝鮮にオランダの貿易船が漂着した。乗組員36人が抑留され、そのうち書記のヘンドリック・ハメルが朝鮮脱出後に勤務先のオランダ東インド会社に提出した報告書はオランダで出版(1669年)され、ヨーロッ…

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夢の中では時間は折りたたまれている?

私はとてつもなく長〜〜い夢をよく見る。 でも起きてみるといつも短い時間にその長〜〜い夢を見ていることがわかる。 今朝も目覚めて、時計を見るとまだまだ眠れる時間があったので二度寝。 そうしたら、すごく難しい内容の長編夢を見て、目が覚めたら、グッタリ! ところが時計を見るとたった10分くらいしか経っていない。 昨夜夜遅く障害者施設で働いている友人と話していて、支援の有りようが、個人個人の障害者…

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中国、雷雨//疑惑の論文。

星期ニ7/11上海から南へ直線で160km寧波、33°/27°曇り雷雨。 さて、片付けもそこそこに、午後3時ごろ出ようとすると一転にわかにかき曇り、ピカピカドカーン!と突然の雷、強い雨。 これは外出は無理。しかし北緯約29度52分、鹿児島よりさらに赤道寄りの南国、スコールのようにすぐやむ。やむのを待った。 (鹿児島は北緯31度25.7分、ところで地震は大丈夫だったでしょうか?桜島は?原発は…