「内田康夫」の日記一覧

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未完の旅情ミステリー

 内田康夫の「孤道」を再読した。著者は「浅見光彦」シリーズ等の旅情ミステリーで著名なミステリー作家であるが、2018年3月に亡くなっている。本書は、熊野古道における牛馬童子像の頭部切断事件に始まる旅情・歴史ミステリーであるが、新聞連載時に著者が脳梗塞を発病したため休載となり、そのまま未完の遺作となっている。なお、本書の解決篇は、一般公募のプロジェクトで選任された和久井清水氏が、「孤道 完結編 金…

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永遠の浅見光彦

今朝 一番のニュースは 作家の内田康夫さんが亡くなったと云うこと。 あの文体が大好きで、私の文章の書き方も 内田先生に習ったことが多い。 最近は 新刊が出ないことが不満で 書店へ行くたびに(次を早く書いてよ)と思っていたのだが、3年ほど前に脳梗塞で倒れていたとは知らなかった。 推理小説なのに、読みながら何度涙を流したことか。 岡部警部も好きだったけれど、何と云っても33歳のまま年をとらな…

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<読みたい本が無くて、図書館ウロウロ!>

長寿番組と言っても良いのだろう。浅見光彦シリーズのテレビ番組だ。 各地を旅するルポライターと言う主人公の設定と、ミステリーを組み合わせた物語展開が受けているのだろう。 作者は内田康夫氏だ。原作は読んだ事は無いのだが・・・・・ 古代遺跡や歴史の付いたタイトルで、私もテレビ番組は何度か見た記憶はある。 卑弥呼や石舞台、箸墓古墳などの遺跡をタイトル名にした番組だ。 イメージ 1 今回、書棚でタイ…