芽柳の早緑霞の如くなり
あめつちに霞濃き日の松の芯 鷲谷七菜子 高根まで青麦の世や夕がすみ 松岡青蘿 遠里の麦や菜種や朝がすみ 鬼貫 兼六園一望欠けし春がすみ 青木重行 尾根寄りに五六戸ひかる昼がすみ 荒井正隆 芽柳や雨にけぶりし中之島 高野清風 芽柳のおのれを包みはじめたる 後藤比奈夫 芽柳の触れむばかりに渡舟着く 田中蘇水 芽柳の早緑霞の如くなり アロ…
あめつちに霞濃き日の松の芯 鷲谷七菜子 高根まで青麦の世や夕がすみ 松岡青蘿 遠里の麦や菜種や朝がすみ 鬼貫 兼六園一望欠けし春がすみ 青木重行 尾根寄りに五六戸ひかる昼がすみ 荒井正隆 芽柳や雨にけぶりし中之島 高野清風 芽柳のおのれを包みはじめたる 後藤比奈夫 芽柳の触れむばかりに渡舟着く 田中蘇水 芽柳の早緑霞の如くなり アロ…
山寺は踏み場所もなく紅葉散る(桧倉高源寺) 細見綾子 散るのみの紅葉となりぬ嵐山 日野草城 境内は紅葉明りに染められて アロマ 散紅葉はなやかなれば苔寒し 日野草城 散紅葉鎌倉ギャルも織りまぜて 百合山羽公 樂土以後 日一日 天の空きゆく 散紅葉 伊丹三樹彦 畑広し蔵立つあたり散る紅葉 河東碧梧桐 はやばやとともる街燈冬めける 富田直治 冬兆…
《お薦めの曲》 Demersseman: Grand Air Varie "Le Tremolo" , Takeaki Miyamae/flute 明け方冷え込む 昼間は暑く 明け方の冷え込みで寝冷えをしたのか不調 朝は牛丼 卵とじの比較的薄味 生卵付き スイーツはチーズアイスクリーム 朝の間のやゝ寒すでに消えてをり 稲畑汀子 やや寒き橋…
ざざ虫の佃煮つひに届きたる 山尾玉藻 好物のちりめん山椒手作りで アロマ 実山椒縮緬雑魚と乾煎りに アロマ ためし買ひの佃煮少し日脚伸ぶ 鈴木真砂女 夏帯 ミモザ咲く島に醤油屋佃煮屋 谷中隆子 縮緬じゃこに碧い実山椒爽やかに アロマ わかれて遠い人を、佃煮を、煮る 種田山頭火 草木塔 火祭も見山椒の佃煮も買ひ 鈴木真砂女 夕螢 寒諸子もう佃煮とな…