朝日新聞の土曜日別刷で、「be」ってのがある。コレに小池真理子の「月夜の森の梟」てえコラムが連載されてる。 アタシはこのコラムが好きで、毎回欠かさず読んでる。そのワケは、おもしれえから。 そういうコトをいうと、「月夜の森の梟」を読んでらっしゃるかたん中にゃあ、アキレるかたもおられんだろうね。 「アンタねえ、アレのコトを『おもしれえ』はないでしょ。もっとヒンのあるいいかたでホメようって…
「甘く、冷たい、恐怖と戦慄」 という帯にひかれて読みました。 六つの短編集ですが、何か今一つでした。 筋が単調というか・・・生意気言ってすいません
小池真理子の「モンローが死んだ日」を読了した。著者は直木賞作家、エッセイストで、小説家としてはミステリー畑の出身であるが、現在は恋愛小説がメインである。本書では、長野県で知り合った孤独な初老の男女の恋愛を扱ったサスペンス小説である。 物語は本書の主人公の幸村鏡子が自宅で手料理を用意し、毎週水曜日の夜をともに過す恋人を待っているが、その恋人が遂に訪れなかった場面から始まる。 ヒロインの鏡子はは…