前回の日記で1960年代に英国に蔓延していた「自虐史観」について記述しました。 今回はこの自虐史観を払拭するために奮闘したサッチャー個人についての内容を記述しています。 　サッチャーの政治は一言で表現するのであれば、母国の自虐史観からの脱却と共産主義との戦いの政治であったと言っても過言ではありません。 ただその為に施行した全ての政策や国会内での発言に対しては日本人である私の立場として…

自民党の総裁選は政治の安定性を見越して株価は上昇、候補者も岸田、高市両氏に絞られつつある。安倍前首相は高市早苗氏を支持することを表明した事で、状況は混沌とした事になって来ている。 今回の総裁選で選出された首相は第100代に当たる事から、まさしく変革の時代に入る事になるのだが、英国が国情の低迷と衰退の中で国民は一人の女性を首相に選んだ。 それが、後に「鉄の女」と言われたサッチャー氏で「ゆりかご…

10年ほど前に見逃した映画「マーガレット・サッチャー・鉄の女の涙」を、このほどNHKBSで見ました。晩年は認知症となり、話題性の多い英国初の女性首相でありました。かなり前に録画していました。 　今でも女性の党首はなかなか難しく、クリントン夫人ですらダメだったのに、あの当時男性中心社会の中で議員を統率してこられたことは並大抵ではなかったと思います。フォークランド紛争の時も男性以上の手腕を発揮。家…