大阪の 池田付属小を襲った 宅間という男もそうだった。 自分の不甲斐なさを 前途洋々な子らに 異常な憎しみをいだく。 銃が簡単に手に入っていたら 乱射してただろう。 そして自分も死ぬ。 死にたかったにちがいない。 しかし、不甲斐ないから 死ねない。 腹いせする事で 死ねると思うのだろう。 大変なことをしでかせば 死ねると、つまりその凄惨な 地獄絵を見ていられないのだ。 池田付属の宅…

朝の爽快な気分が悲惨な事件で台無しになった。 犯人らしき男は自殺したようだが、最近放映されていたテレビドラマ（ストロベリーナイト・サーガ）を彷彿された。 首を切って自殺するところまでそっくりである。 このような通り魔事件の特徴は死にたいけれど死ねないので、殺人事件を起こして死刑になりたいという、異常な心理である。 またもや、小学生が犠牲になった。 子供は国の宝である。 許せないとひとくくりで…

何故、手口について事細かく報道するのかな〜というのが、一点 あれって、手口を教えて、『こういう犯罪の仕方もあるのだよ』という悪魔の囁きにも聞こえてしまう。 「模倣犯」という言葉があるが、『その手があったか！』　と思う人は絶対居るって しかも、具体的に細部にわたって報道することも多いから、ますます、犯行予備軍の気持ちをそそのかすことになる。 殺人事件なんて、元々内容からして世人を慄かせる効…

人気シリーズとなった「Death Wish　狼よさらば」1974年作。 完璧な映画ですね。 今回で何度目かなぁ、ずいぶん見ています。 冷静に見られるようになったのは、何回目からかな。 初めて見た時に受けた衝撃は、きつかったぁ。 映画としての出来が素晴らしいのは、わかりました。 しかし、それ以上に衝撃だったのがその内容。 見た事を後悔しました。 苦しくて辛くて。被害者となった母と子に思いは集…