「本居宣長」の日記一覧

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古事記をシュメール語で読む…

古事記って、万葉仮名で書かれていて、本居宣長が「古事記伝」で読み下すまで、内容が分からなかった…という話は、小林秀雄を「本居宣長」を読んで知ってました。 しきしまの やまとごころを ひととはば あさひににほふ やまざくらばな 本居宣長 小林秀雄が晩年に書き上げた「本居宣長」は、それ以前誰も読み下していなかった古事記を、本居宣長が長年に亘ってどう向かい合い、自分のものにしていったか、が小…

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松阪訪問2 本居宣長の里

JR津駅を出てすぐに、JR紀勢本線の阿漕駅を通り過ぎた。この地が、欲張りで、やりかたがずうずうしく無慈悲なことを意味する「阿漕(あこぎ)」の語源であることを知った。 角川類語新辞典では、次の解説がされている。 「昔、伊勢国の阿漕が浦が、伊勢神宮に供する魚をとるための禁漁地になっており、そこで密漁した漁夫は捕らえられたという。あえてことをむさぼる意から出た語。」 広辞苑では、(古今集六帖(3)…