『アーカイブ』というSF映画から
(ネタバレを含むので、これから観ようとされている方はスルーされることをお勧めします) 少し前に『アーカイブ』というSF映画を観た。ストーリがよくわからない不消化気味の感に覆われたまま、映画は進み、最後の方になって映画の意味や主題が明らかになる。そんな映画だった。 主人公はジョージというロボット工学者で、ある企業でAIロボットの研究開発に従事している。じつは彼は会社に隠れてあるロボット…
(ネタバレを含むので、これから観ようとされている方はスルーされることをお勧めします) 少し前に『アーカイブ』というSF映画を観た。ストーリがよくわからない不消化気味の感に覆われたまま、映画は進み、最後の方になって映画の意味や主題が明らかになる。そんな映画だった。 主人公はジョージというロボット工学者で、ある企業でAIロボットの研究開発に従事している。じつは彼は会社に隠れてあるロボット…
キリスト者にとって、霊魂の存在は疑ってはならない命題だ。死後、審判の日がやってくるまで霊魂は存在して、キリストの審判を受けねばならない。そして天国へいくものと地獄へ落ちるものとが振り分けられる。 霊魂が存在しないならば、キリスト教の救いの教義は成り立たないし、根本からその教えは崩れ去ってしまう。 審判の日はいつなのか、すでにやって来ているのか(そういう説もある)、あるいは遠い未来にそれは訪れる…
釈迦の弟子で、マールンクヤープトラという人が、 人間が死んだらどうなるかを、釈迦に尋ねた。 そのとき釈迦は、何も応えなかった。 思いつめた弟子は、また別の日に釈迦に尋ねた。 今日こそ答を聞きたいのです。 お答えしてくれないならばこの教団を去ることに なるでしょう。 そのとき釈迦は、毒矢のたとえを言った。 毒矢に射られた人が、この毒矢は誰が射たもので、 いかなる弓により射られたものか、それらが…