「自然釉」の日記一覧

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平成30年春穴窯作品ーー升花入と楕円壺

今年の穴窯作品もあと少し残っていますので写真で紹介させていただきます。 左:升花入 高さ12㎝、横、幅22㎝、重さ4.6㎏ この作品は最前列中央下側に置きましたので自然釉はたっぷり掛かっています。重量もとても重いです。 後はどうして花を活けるかです。 右:楕円壺 高さ11㎝、横、幅18x12㎝重さ911g

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自然釉の魅力

穴窯焼成による自然釉の魅力 ー 塙 幸次郎 越前自然釉中壷 ー高さ40cm 数百年から千年の歴史をもつ六古窯(備前・越前・信楽・常滑・丹波・瀬戸)では、須恵器から鎌倉にかけて山の斜面を掘りぬいた穴窯で、釉薬を用いず長時間焼き締める、焼締陶が焼かれてきました。現代でも穴窯焼成の窯でさまざまな焼物が焼かれています。 室町期に生まれた茶陶の美意識の中で用だけでない美の意識が発達し、ただ焼くだけから美的…

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信楽 ぐい呑み

今回はぐい呑み作品を掲載させて頂きます。 いつも10数個焼きますが、ぐい呑みを穴窯に入れるのは 中型以上の作品の裏や隙間を埋めて火の通りを直線的に煙突方向に向かわせるのではなく穴窯内で火が渦巻くようにする目的もあり必ずしも上手く自然釉が掛かってよい作品ができることは余り期待できません。でも棚手前の僅かなスペースに置いたような場合素晴らしい作品となることもあります。全体で40数個は入っているでしょ…