「北越雪譜」の日記一覧

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2022-10-11~20 信越トレイル112・8Km(3)

10月13日(木) 13・7Km 曇り 苗場山3合目登山口~小赤沢~結東 昨日降りて来た場所からスタートだ。 ブナ林の道は静か。 途中にカウンターがあったので、皆でカウントした。 このカウンターはあちこちに有り 場所により、数がかなり違っていたのが、面白かった。 ロープや梯子を使い下に降りたら、川を渡って登り返す。 しばらく行くと「大瀬の滝」が現れた。 滝つぼの深いグリ…

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読書散歩 ー 「北越雪譜」拾い読み ー

例年の如くこの2月から3月半ばまでは野暮用が入り、遠出はできないのだが、今年も昨年同様コロナ禍での外出自粛の生活なのだから一昨年までの閉塞感を味遇わずにいるのがせめてもの救いと勝手に思っている。野暮用の前段の舞台に幕を下ろし幕間に。 「石地蔵かたがわ白き吹雪かな」 晴耕雨読 ー 文字通り畑を耕し、花を育てておられる新潟出身のFさんが日記の中で彼の祖父上が詠んだ句が披露されて雪国の情景が頭に浮か…

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5、『雪』(中谷宇吉郎著)は日本で観測される雪の結晶は複雑である、と

『雪』 中谷宇吉郎著 岩波文庫 1994年10月17日発行 ーこの本は、記録的豪雪に見回れた北陸、東北などの雪国のことを思い、雪というものに興味を感じて読んだ。読了するのに手間取ったが、何とか全部に目を通した。参考になった。 ー鈴木牧之が天保年間に著した『北越雪譜』。  冬期北半球では西北の風が吹く。特にこの傾向は上層では強いのであって、随って、シベリアからの冷たい風が日本へ向かって吹いて来るの…