壁の絵に秋思を感じ立ち尽くす
【夜食にお鮨 あっさりさっぱりとして美味しかった 南瓜のサラダ レバニラ炒め サーモン切り落とし 塩味が効いて美味】 珈琲の香の深めたる秋思かな 小田嶋野笛 潮風に絡む秋思や鳶の笛 長尾タイ 秋思にはかに快速の通過あと 辻美奈子 レトロなる鞄に秋思詰め込みて 持永真理子 秋思かなビードロ吹いて午後長ける アロマ …
【夜食にお鮨 あっさりさっぱりとして美味しかった 南瓜のサラダ レバニラ炒め サーモン切り落とし 塩味が効いて美味】 珈琲の香の深めたる秋思かな 小田嶋野笛 潮風に絡む秋思や鳶の笛 長尾タイ 秋思にはかに快速の通過あと 辻美奈子 レトロなる鞄に秋思詰め込みて 持永真理子 秋思かなビードロ吹いて午後長ける アロマ …
早々と一輪開く二輪草 石川元子 木洩日に育ちし森の二輪草 吉田眞弓 踏み入りて風やはらかし二輪草 渡辺立男 二輪草の群落なせる山の窪 冨板公子 二輪草優し風情に揺れ惑う アロマ 二輪草山肌白くして咲けり 河村靖子 風出でて日暮の明り二輪草 長崎桂子 見上ぐれば迫る山肌二輪草 坂根宏子 兄弟の背丈違へて二輪草 曽根治子 …
障子しめて火鉢なつかし若楓 雑草 長谷川零餘子 若楓縁の障子を外しけり 佐藤紅緑 石棺の上の上なる若楓 長谷川かな女 雨 月 橋杭のせて乾ける岩や若楓 雑草 長谷川零餘子 歩きては憩ひては水の若楓 渡邊水巴 富士 木洩日を更にちらしぬ若楓 下村ひろし 杉の間に一きはしるき若楓 臺 きくえ 初夏の上生菓子に若楓 アロマ 吹きたわむ楓若葉の吾を…
落葉聴く豊頬陶土観世音 水原秋櫻子 落葉舞ふしきりの峡の空晴れて 高濱年尾 年尾句集 落葉被いで咲くデージーよなでしこよ 林原耒井 蜩 落葉する音と落葉を踏む音と 岡田順子 落葉せり幹のまはりの明るさは 朝倉和江 落葉被て人目に隠る泣き羅漢 八牧美喜子 艶やかな紅い落葉に跪く アロマ 落葉ふり人も仔犬も陽に甘ゆ 片山桃史 北方兵團 落葉…