「落ち葉堆肥」の日記一覧

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落葉しぐれ

『しぐれ=時雨~は秋の末から、冬の初め頃に、降ったり止んだりする雨。季語は冬。』  と辞書にある。  さて、時雨れると落葉の季節。  で、それを拾い集めて腐葉土にして畑に漉き込んだり、朝顔の混ぜ土に利用するのは私。  だから、とても実用的なのだけれど、この頃になると寒さもまして心身が冷えてきりりとした気分や、また、逆に悲しみやその想い出に浸る時もある。で、それに因むメロディが浮かび、口ず…

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プラタナスの思い出

 落葉堆肥を作る季節になった。  畑にすき込む為の1年半がかりの気の長い作業だ。  果たして効果があるのかどうかがイマイチはっきりとしない。  でも、時にめんどくさいと思いながら、もう5年くらい続いている。  暇つぶしの一環であるのは間違いないが、意外と季節感があって面白いと言うか楽しいのである。  ところで、最近の菜園雑誌に、その落葉堆肥もマンネリではいけなくて、色んな種類の落葉を取り替えな…

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晴拾雨読~鯨にまつわる物語

 故郷・新潟の味噌汁には、黒くて薄い皮の鯨の脂身~小さいのが浮いていた。  汁の表面が光っていたのを思い出す。  特に美味しいとは思わなかった。  でも鯨の大和煮の缶詰はご馳走だった。  生の鯨の刺身を食べたのはずっと後だった。  そして、東北に転勤になったとき、牡鹿の鮎川町だったか、鯨が名物の町を訪ねたことがあった。  で、もう一つの思い出~小学校の低学年の頃に体育館で暗幕を張って見た映画ニュ…