「老紅梅」の日記一覧

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生活空間の狭小化と庭の老紅梅の鑑賞(1656)

 wakohは、還暦までは、研究者として、また院生などの指導者として働いてきた。本務校のみならず、請われて、いくつもの大学にも非常勤講師として出向いたりもしていた。地方の大学にも、集中講義の形で出向などもしていた。  だから、学界という狭い独特な社会でではあるけれど、一応精一杯働いてきた。他の社会のことは知らないけれど、かなり繁忙を極めていたこともあった。  それから、16年間と言うものは、帝京…

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老紅梅 花開く(1449)

『わが道』を書きかけているのだが、突然日記の内容とは全く無関連な書き込みが入り、しかも執拗に何度も書きこまれてしまった。無視する、ないしは削除すればよかったのかもしれない。  どういう人間かは皆目判らぬままだ。一応チェックしてみた。入会したばかりの人のようだ。プロフィールにも、全く情報はない。  wakoh自身はオープンな人間だし、相手はある程度は知ろうとすれば知り得たはずだ。wakohの父のこ…

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寒中に 梅と蕗との 二重奏 (1273)

一つ手前の日記に、老紅梅のことを取り上げてみた。すると、お気に入りさんのお一人、誠実無比な素人農民さんが、コメントの中で、ご自分のお宅での蕗の薹のことにもお触れ下さった。それに気づいたのは、既に暗くなってからだった。そこで、REコメントの中で、明朝―つまり今日のことだが―それでは、裏庭を覗いてみたいと記したはずだ。  朝、裏庭―と言えるほどの庭ではもちろんないのだが―を覗いてみた。すっかり忘れて…

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雨上がり 水玉光る 梅二輪(1271)

天気予報は、ぴたりと当たるときもあるけれども、予報後の変化の故か、当らぬこと間々ある。今日は、東京では、4月のような陽気との予報だったが、それはすっかり外れた。午前中は雨模様だった。午後から雨は上がったものの、ぱっとしない天候だった。  普段は殆ど触れることすらしない、天気に触れたのは、実は、一昨日老紅梅が一輪咲き初めたのだったが、その後のことが気にかかって、覗きに出てみた。  すると、雨は上が…

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寒に入り 老紅梅や 咲き初めん(1270)

2020年正月もはや6日。数えで言えば、90歳になった。だが、なすところないままに過ぎてしまった感がある。  元旦礼拝に續き、昨5日は新年礼拝だった。聖餐にも与った。キリスト・イエスを主と崇め、父なる神を信じ、この世では明らかに少数派だろうが、残された日々を、この世の旅路をとぼとぼとではあっても、辿っていきたい。  もう寒の入りだとか。東京では、そう寒くはなく、過ごしやすい寒の入りではある。  …

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老紅梅に花開き初め

wakohが折角書いた12月9日の日記が消去されてしまった。その原因は判らないが、兎に角それは復元できないとか。  大いに落ち込んだ。しかし、何か気を紛らわすことはないか。庭に下り立った。  漸く植木屋さんに、2人の方に2日間来ていただいて、少しは庭も一応は整ったばかりだ。100坪にも1,2坪かけるほどの小さな庭だが。  玄関脇の老紅梅のことは、以前この「趣味人倶楽部」の日記で触れたことがある…

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一輪の老紅梅からの連想

はや師走も半ばだ.もう定職のないwakohにとっても、何だか益々慌ただしく感じられる。纏まったことは、殆ど出来ぬまま、年を越そうとしている。  今さら焦ったとしても、どうにもならないのに、何だか落ち着かなくなってくる。  かつては病気とは無縁の生活を送っていたのに、今や、あちこちぼろぼろだ。  だが、この12月2日と9日の検診を経て、どうやら大手術から約6年半無事に過ごし得たことを感謝するとと…

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「老紅梅にも歴史あり」

しばらく前に、「ピアノに歴史あり」という日記を記した。何人かの方々が関心をお持ち下さった。恐縮するばかりだ。そこに始めてコメントしてくださったある方が、偶々記した老紅梅の開花第一号の日記に関しても、仰って下さった。  そこで、思い切って、その老紅梅の歴史を、ごく簡単に述べてみようか。  その老紅梅は、現在のwakohの我が家にある、わずか5本の梅の木の一本だ。  ある週刊誌で、「家の履歴…

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小寒 老紅梅 検診結果

はや、昨日は「小寒」だった。これから「大寒」までの期間が実質的には最も寒さも厳しいのかもしれない。年老いたwakohは、寒さが苦手だ。  わずか5本の我が家の梅の中では、一番先に花開くのは、老紅梅だ。去年は今頃咲き始めたのに。今年は少し遅れている感じだ。それでも、急に蕾が膨らみ出し、色づいてきた。寒さにも耐え、真っ先に花開く老紅梅が愛しい。  昨年末、wakohはまた全身精密検査CTスキ…

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大雪の後には―紅梅・白梅・アマリリス

東京としては異例の大雪だったが、今日2月10日には、ある程度気温が上がり、道路の雪も大通りでは溶けた。人通りの少ない小道では、まだまだ注意が肝心だが。  wakohは、今朝も早くから眼科に行っていた。こんなことは82年半の間に、恐らくなかったのではなかろうか。もちろん白内障の手術はそれとは別だが。  4時間おきに、昨日までの点眼薬と塗り薬から、また2種類の点眼薬に戻ってさすのだが。大人しくし…

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アマリリス・老紅梅・蕗の薹

大相撲初場所が済んでしまったので、恥ずかしいことだが、何かしら虚脱感がある。  いきおい、庭の草木や鉢植えの植物などについ目がいってしまう。  そのくせ植物についての知識・認識はまことに乏しいままだ。  24日、26日の日記で、アマリリスのことに触れた。  開花も直前であるかのように記したかもしれない。知識もない癖に、せっかちなwakohは、思った以上にあれよあれよと成長してくる茎を見て…

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春の兆し―植物3景

大寒の最中だ。寒くて当然だ。だが、今日は寒さが確かに緩んだ。  例によって、庭に降り立った。正月元旦に、一輪だけ咲き出した老紅梅は、はや七分咲きにはなった。目を射る。何となく心温まる。  裏庭に回った。もう一本の老梅の根元付近に、先日見つけた蕗の芽は、今日は7株見つかった。これも、またカメラに収めた。  リビングに戻った。暮れに頂戴したアマリリスは、その時点では、未だ芽も茎も何もなかっ…

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「冬来たりなば春遠からじ」:大寒の入りに蕗の芽と老紅梅の花

今日ははや大寒の入り。寒いのも道理なわけだ。 それでも昼間には日が照って、寒さも緩んだ。狭いながらも一応ぐるっと一巡できる庭に降り立った。例年蕗の薹が出てくる裏庭の老梅の根元の辺りを少し注意して見た。あるある。蕗の芽が出ていた。4つ確認できた。  元日に、老紅梅が一輪咲き初めたのを写真に収めた。 今日は、もうかなり花開いているではないか。それも写真に収めてみた。  他愛のない事ではあるけれども…

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立春に 老紅梅は 5分は咲き

季節の移り変わりは愛おしい。昨日は節分だった。各地で豆まきの行事が盛大に営まれ、それが各テレビで放映されてもいた。    今日は立春だ。待ちに待った春の訪れを祝うがごとく、穏やかな日和だ。我が家の老紅梅は、5分咲きか7分咲きか。  裏の老白梅の根元付近に芽を出しかけている蕗の薹は、ちょっと数えてみたら15株は見つかった。去年は確か7株ほどだったから、それからすれば、これからが楽しみだ。  …

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梅と蕗 春の訪れ さきがけて

年老いたワコウは寒さが苦手だ。けれども今朝は晴れ上がっている。庭に降り立ってみた。  大雪の時、一輪だけ微かに咲いていた老紅梅が、今や何輪か咲き出していた。  大寒に 老紅梅は 咲き染めぬ  裏に回ってみた。裏庭の老白梅の根元付近に何株かの蕗の薹が芽を出しているではないか。数えてみた。12株はあった。  蕗の薹 春を告げるや 十二株  まだ寒くても、自然は春の訪れを確かにもう告げて…