「骨董店 」の日記一覧

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吹き荒ぶ凩夕焼生き生きと

 ポプラの木凩去りてマッチ棒  吉田茂子  凩に鰓吹るるや鈎の魚  與謝蕪村  冬の蝶かと思えばハグロトンボ  アロマ  凩に鯨潮吠く平戸かな  夏目漱石 明治二十八年  凩のはたとやみたる枝の先  藤岡筑邨  木枯の中金色に秩父暮る  田中冬二 行人  草千里より凩の湧くならむ  中田剛 珠樹以後  木枯や錦をさらす京の店  大須賀乙字 …

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赤蜻蛉群れ草の穂にホバリング

 赤蜻蛉ニアミスのなく流れをり 小林のり人  どこまでも付いていきたし赤とんぼ 小林朱夏  赤とんぼ安曇野統べてまさをなり  丸山千穗子  赤とんぼ渓に生れて虹映ゆる 竹下幸子  日に甘え十一月の赤とんぼ  西山美枝子  紅色の大きい赤蜻蛉群れ  アロマ  きのふ三つけふは十に赤蜻蛉 水谷洋子  赤蜻蛉がらくた市に来てゐたり 松本恒子  赤蜻蛉午後の草にホバリング  アロマ …

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鬼瓦2

この前に寺院の屋根に鬼瓦を発見しましたが、今朝も鬼瓦を見つけました。 大須西の交差点で信号待ちで停車したところ角の骨董屋の前に鬼瓦が鎮座しておりました。

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「とびきり屋、見立て帖」シリーズに嵌る!

面白いよ!とのブログ仲間の書評を読んで、手に取りました。 「赤絵そうめん」山本謙一著である。 私は我楽多集めを趣味としているので、読んでて興味の在る話が一杯出て来る。 京都の道具屋(骨董商)が主人公の物語だから、当然と言えば当然だが時代設定が幕末の様である。 北森鴻氏の「冬狐堂シリーズ」を面白く読んでいたのだが、北森氏の急逝で楽しみがひとつ奪われた様な気に為っていたのだ。 山本謙一作品は…