「跨線橋」の日記一覧

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陽炎のゆらゆらとする春の径 

 【早朝の入浴  夏向けのオレンジシャンプーを使う  入浴剤はミルキーな方  ただ薄荷より近くにあったから 選んだともいえる  寒暖差疲労というか風邪気味で 胃腸にもくる】  陽炎が炎えをり学校帰りの野 柳生千枝子  ギアチェンジして陽炎を追ひ越しぬ  花田心作  陽炎のゆらゆらとする春の径  アロマ  陽炎のはたと止まりし震度六 上谷昌憲 …

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📗太宰治ゆかりの「三鷹」の跨線橋が撤去

太宰治がこよなく愛した中央本線にかかる三鷹の跨線橋が撤去される。 あわてて先日の休みに三鷹を訪れる。 太宰治は三鷹に移り住んで9年間を過ごした。 そしてこの街で死んだ。 もはやあの頃の面影はほとんど残っていない。 太宰ゆかりの多くの場所も姿を変えてしまった。 残っているものの一つにこの陸橋がある。 だが、これもやがて消えてゆく。 さみしい限りである。 そこで、「走れメロス」ぐらい…

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半円の虹くっきりと幼き日

 虹消えしあと歩きだす跨線橋  土田栄  機上より小さい虹が海の上  アロマ  あのときも夕暮れ虹のかかりけり  川島ひとみ  消えてなほ虹の明るさ都電来る  土田栄  半円の虹くっきりと幼き日  アロマ  虹立ちてビルの高さを失へり  稲畑汀子  灰色の世界を仄と虹照らし  稲畑廣太郎  たまゆらの眺めでありし今朝の虹  森脇恵香  虹立ちぬ森の小さな礼拝堂 …

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その昔雷鳴続きプラグ抜く

 花どきやとりこぼしたる雷ひとつ  岸田稚魚 筍流し  花慈姑生駒に育つ子雷  田中英子   花火百雷天も正気の天ならず  百合山羽公 寒雁   花胡麻も末となりたる雷雨かな  高橋馬相 秋山越   花起しの雷といふらむすぐ終る  原子岱子   芽木林たまたま雷の雲垂りつ  臼田亞浪    苧環の昏れゆく国へ雷わたる  和田悟朗   茄子植ゑてかみなり癖のつきにけり  藤岡筑邨…

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屋上からくっきり富士見えて秋

 泉水に山女も活きて鮎の宿  滝井孝作 浮寝鳥   泉水に顔をうつすや花曇り  飯田蛇笏 山廬集  泉水へと人没し去る葎かな  高浜虚子  泉汲むや胸を離れし首飾り  猪俣千代子 堆 朱  秋立てば空の色も澄んでくる  アロマ  秋立つやこつこつと越す跨線橋  大野林火(1904-84)  秋立つやてぬぐひかけの手拭に  久保田万太郎 草の丈  秋立つやはじかみ漬もすみきつて…

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昭和レトロな商店街

「路線バスで寄り道の旅」を見る  出演者は (徳光和夫 田中律子 小沢真珠)  跨線橋から見る夕日が綺麗  富士さんも彼方に微か見えていた  カレー屋さんでの昼食  野菜もたっぷり添えられ  カレーは美味しそうな色  夕飯は調布にある昭和レトロな商店街の居酒屋で  大分産の鯖の刺身が美味しそう  バスの中で時々眠っている徳さん  マイペースの旅が微笑ましい  徳さんの白髪が目…