「加賀乙彦」の日記一覧

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永遠の都 (1574)

 一昨日の夕刊に作家・加賀乙彦氏のお父上の写真が出ているのに目がとまりました。自伝的小説の「永遠の都」にお父上がリアルに描かれているからです。超エリートの家庭に育たれた加賀氏は、当然のように東大医学部に進まれます。お母上のご実家、つまり伯父上が医師ということから、医学部に行かれたのでしょう。医師にならず作家になられましたが・・・お父上も東大出。戦前の東京の有様が、八ミリ映像に残されていると紹介さ…

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加賀乙彦著「科学と宗教と死」は感動したなり

「科学と宗教と死」 加賀乙彦著 集英社新書 2012年1月22日発行 ー戦争中は「負けたら死ね、捕虜になるより死ね」と言われていたのに「うちへ帰れ」と。「無事に帰れよ」といわれたのです。  元の中学校に再入学できる書類も作ってくれました。  私は陸軍幼年学校でフランス語を2年半勉強しましたが、フランス語だけはいつも好きな学科でした。  神保町の商店街は全部残っていて、フランス語の本もたくさんあり…