「昔の詩」の日記一覧

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春モミジ2 冬風が山から吹きおろし 山と山の谷間の家にも風が吹き抜ける 手と手を合わせて 目と目を合わせて 心をあわせて ひとつ、ひとつ指を合わせて 山からの吹き下ろす冷たい風が 暖かい風にかわるのを 合わせた手を胸にあてて待ちます。 赤いモミジが初夏の風に吹かれて 青空を染めるころになりました 心を合わせた手を見ながら 指を合わせながら 待つこころをときめかせながら 次の逢瀬をまち…