花の雲押せ押せ雲の飛行 吉原文音 花の雲王城細く見ゆる哉 花の雲 正岡子規 花の雲貫いて来る五条川 伊藤 佶 花の雲言問団子桜餅 花の雲 正岡子規 花の雲四方にありし虚子忌かな 高野素十 花の雲酒の肴は酢でころす 瀧 春樹 花の雲十二神将踊るかな 赤嶋千秋 花の雲鐘つき堂は埋れぬ 花の雲 正岡子規 花の雲鐘は上野か浅草か ばせを 芭蕉庵小文庫 …
【前からの続き】 先月末に興福寺東金堂を訪れテーマの木造十二神将も拝観しているのですが、他にも観るもの数多でさほどの注視は出来ていませんでした。しかし副題の−鎌倉彫刻の真髄−に相応しく鎌倉彫刻の素晴らしさ再発見でした。 講演の論旨は、十二神将は、以前より動きのある像として造像されてきているが、平安期までの十二神将像は動きはあっても、左右の動きでして、鎌倉期の十二神将像の動は前後も加わるとい…
【前からの続き】 ここで曹源寺の十二神将の内に、象印象に残る3大将が在って、それが此処の解説の中でも秀作と指定されいて、自身の観方も的を射て来たと自覚しました。 そんな偉そうな事を云わずとも、「良いものは良い」と良し悪しは多くの方も感じられるのでしょう。 一々の名前はうる覚えなので誤謬有りかもですがすが・・・その上段中央の 因達羅大将(巳神)は何んとなく願成就院の運慶作の毘沙門天に感じが似…
写真は、【左】願成就院 毘沙門に似た雰囲気の 曹源寺 因達羅大将(巳神)・ 【中】一番手前がシリアス瞋怒の 曹源寺 珊底羅大将(午神)・ 【右】手前 とぼけた感じの興福寺の毘羯羅大将(子神) 18日は教養趣味の梯子で多忙でした。 月2回の木曜は船橋市での「教養講座 仏像の見方」に受講でしたが、もう一つ、NHK文化センター練馬光が丘教室での「仏教経典の心--経典による仏教入門」講師:国際教…