「桂花陳酒」の日記一覧

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錦秋のやまなみハイウエー

 錦秋のやまなみハイウエーは カナダのように美しかった  黄金の区間としては それほど長くなかったが  黄葉にやや枯れた金茶の縁取りが 照り輝くばかり  恒例の秋の親子旅 タクシーをチャーターして  やまなみハイウエーを行く  天気が良く 辺りは清々しい  阿蘇のカルデラを走る時は  のんびり田舎道を行く気分  カルデラの中腹に立つ 「…

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ベランダに香る木犀宵の空

 【今日はやや暑い  朝餉は鮭の塩焼き  味噌汁 烏賊の麹漬け 焼き海苔  テレビニュースを見つつ頂く】  金の粒集めて漬くる木犀酒   大関とし子  仰ぎ見て木犀金をこぼしけり 梅田秀子  樹下に砂金の如く花積る  アロマ  金銀の香りひとつに夜の木犀 有吉桜雲  辻曲り木犀の香の新しく 船越美喜  阿蘇の宿桂花陳酒を嗜んで  アロマ…

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新酒酌む玻璃のグラスの煌めきに

 氏神に奉納樽は新酒の香  丸山佳子  新酒樽積まるる宮に神楽笛  中川晴美   あの年の新酒ワインの美味さかな  アロマ  旅づかれ癒やす新酒の二タ三口  白井剛夫  新酒蔵柳はすでに大揺れす  松本鷹根  秋の旅桂花陳酒を嗜んで  アロマ  モーツァルト聞かせしといふ新酒出来  後藤比奈夫  沢乃井新酒ころがる喉の至福かな  大城重子 …

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「これぞ秋と言う日に温泉へ」

  「アロマ」の句     2018年3月31日  カルデラの道タクシーで行き宿へ  街の辻芙蓉数本咲いており  日傘はオレンジ格子爽やかに  カナダの白樺の黄葉眩し  河骨の揺れる清流東北に  桂花陳酒飲みつつ茸焼く  露天風呂薄の向こう涅槃岳  日盛りに白い帽子と麻の服  燕宙返りして空青く  早朝に蝉鳴き出して盛夏な…

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春の月微睡むかに色淡く

 指先に春月のせて銀座行く  市川英一  鳥籠に春月入つて来たりけり  鳥居真里子  往き帰り春月を背に子等を訪ふ  東秋茄子  春月や青鷺すこし向きを替ふ  増田幸子  春月や心地よき夕暮れの景  アロマ  大いなる春月電線に引っかかり  定梶じょう  春月へゆく階段の急勾配  菅野雅生  踊り場に春月眺め夜風吹く  アロマ  雪道の果春月の触るるやに  林陽子…

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海老チリが美味郷里の中華店

 駅食堂チャーハンは半円形 アロマ  海老チリが美味郷里の中華店 アロマ  海鮮チャンポン名物美味しくて アロマ  絽紋服生けるは街に餃子食ぶ  文挟夫佐恵 黄 瀬  息子が作る麻婆豆腐やや甘め  アロマ  中華街肉まん買って胡麻まんも アロマ  万珍楼のディナー家族で囲む アロマ  飯店を出でたる森の夕永き  堀口星眠 営巣期  ウーロン茶が美味し飯店で杏仁豆腐 アロマ …

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初体験 ⁉︎ 〜 熟年男女が嗜む

お昼前 ラウンジに集合したのは 熟年男女 16名 都バスとタクシーに分乗 向かったのは 5分先の 広東料理店 個室 円卓二脚 面識ある人 初対面の人 外国人含め 会話が弾む 料理は中々だが集団 故 味わえない 夕食は要らないと口々に 珍しかったのは 個別に注文した 桂花陳酒 すなわち 金木犀のお酒 甘露だけに 次回は じっくりと🍹 予想以上に 飲食歓談 マキ …