「自然界の神秘」の日記一覧

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キノコ4000種  その⑥

似た様なきのこ サルノコシカケ と マンネンタケ  マンネンタケ(霊芝)というキノコを御存知ですか  昔は俗称として「さるのこしかけ」ともいわれていたようですが 霊芝とサルノコシカケは全く別のキノコだそうですね。  霊芝は マンネンタケ科で 一般的には円形や腎臓形をしていて、傘の表面はニスを塗ったような光沢があり 傘の裏側は黄色。 見た目は作り物のようですが。 1年で成長し なにより木で…

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危険な蜂 その③ 最終回

●黒スズメバチ = ジバチ  蜂追いして捕るジバチの事です。 私共は 木の上とか人家近くではなく 山で 地面の下や木の洞などに巣をつくります。 なぜかって そりゃあ スズメ蜂の姉さんたちが怖いからですわ 領海侵犯で襲われたりしたら大変ですもん。 信州では 1匹の蜂に印をつけて後を追い 巣をみつけると花火に火をつけて巣の中におしこみ その煙で蜂が動けなくなったすきに巣を掘り・・・ そして愛…

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蝋梅 

早春 木に黄色い花をつけるのですが 黄梅と 蝋梅 違いが分かりませんでした。 遠目でみて黄色い梅のような花ですから 黄梅だとばかり・・・。 はじめて名前を聞いた時に 蝋梅と教えていただいたのだと思いますが 黄色い花なので 黄梅 と勝手も聞き間違えたのでしょう。 もちろん蝋梅と言う花は知りませんでした… 昨年の6月ごろでしょうか  はじめて4㎝ほどのラクビーボールのような形をした果実を見…

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危険な蜂シリーズ その②

ミツバチ以外の蜂・・・ 越冬した女王は一匹でまず最初の巣つくり卵を産み 幼虫のために餌を探しに行きますが  その間に他の虫 たとえば 蟻とかスズメ蜂などに幼虫を食べられてしまうことも有ります。 するとここは危険だと素早く察知して 女王はあっさり巣を捨てて別の場所に行くそうです  ●アシナガバチ アタイはアシナガバチだよ。  アンタらの身近でよく半円形の釣鐘型でさ 15㎝くらいの巣をみ…

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急に暖かくなりました ・・

庭にミツバチが飛んできました。まだ花粉がとれるような花もありませんが・・・ 蜂には沢山種類がありますが とりあえず危険な昆虫という認識ですね   蜂シリーズ ① ●ミツバチ ・・・おなじ蜂でも ミツバチは少し違う… はーーい 私はミツバチのハッチです。 何でも聞いてね よくしくねっと・・♪  えっ ミツバチは冬眠するのかって?   そうねぇ 冬場は巣の中で…

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コウヤワラビの不思議

(イワデンダ科コウヤワラビ属) 栄養葉とは (一般の植物でいう葉にあたるもの) 光合成を行うことで栄養を蓄え  胞子葉とは (一般の植物でいう種子にあたるもの) その栄養を使って繁殖のために胞子を作ります。  コウヤワラビ 写真右 花わらびにも似ていますね。 写真左 葉の形が独特で 栄養葉は広い羽片で柔らかでシダ類でありながら まるで海藻かワカメの様な形です。     ・・・2枚写ってい…

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なんと キノコ4000種 その⑤

キノコは大きく分けて 木とたがいに助け合って つまり共生して生きる 菌根菌 と  充分に生きました もうおしまいにします・・・という木を分解して大地に返す 腐生菌がいます。  たんぽぽ・♪ 素人ですから あまりくわしいことはわかりませんが ・・・ オイラは仕事人 森の番人です。  必要がなくなったわけではありませんが 寿命を全うした樹木や 虫などにとどめを刺されてしまい 自力で生きていけ…

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キャベツ畑で・・・

無視??・・・虫 その③  へい いらっしゃい♪ ようこそおいでいただきました。まま ゆっくりしておくんなまし・・・ 虫は つねにわが身が危険にさらされているので 子どもを保護するのをあきらめて 産みっぱなしにする親が多いですが・・・  草食性のものは 虫こぶのように餌つまりお菓子の家の中に卵を産むものもいますが (正確には虫こぶの中に卵を産むのではなく 葉の上に卵を産むと化学反応が起こり…

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月夜に魔女が呪術をおこなう・・・

私は 花ワラビでございます。ご存知ですか? 皆さまよくご存じの山菜 蕨は コバノイシカグマ科ですが 私はハナヤスリ科 勿論? 食用ではございません。 えぇ シダ類なんですが コケ類と同じで種子を作らず胞子で増えていきますの。 私の親戚は大変多く フユノハナワラビ ナツノハナワラビ ナガボノナツノハナワラビ アカハナワラビ エゾフユノハナワラビ ヒメハナワラビ オオハナワラビ・・  まあ…

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なんと キノコ4000種 その④

昨年の続き・・・・図書館から945種類を掲載した 山渓のきのこ図鑑 を借りてきました。 開いてみるととても魅力的なキノコがいっぱいです。 私が今までに出会った幾つかを紹介します   ハタケチャダイゴケ  コケと名前がありますが キノコの一種です。最も人の生活圏に近い種のようですよ。 アタイは ハタケチャダイゴケ って言うんだ。 聞いたことあるかい?  まぁ 食用じゃないし ご覧のように…

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断食3か月・・・

こんな時期にクサカゲロウが・・・ 雪の降った朝 庭の雪の上になにやら・・・・います。クサカゲロウです。 クサカゲロウは 草蜉蝣または臭蜉蝣と書き  「蜉蝣」の語源は「その日一日」という意味で、寿‎命が短いことを また、「草or臭」は 成虫が草のような緑色をしていること、あるいは臭い匂いを出すことに‎ 由来すると書かれていますが・・・   クサカゲロウの一生は おおよそ3~4カ月と言われて…

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無視??・・・その②

あぁ 無視・・じゃなくて 虫・・・ですが 大丈夫写真はありません。 ご要望にお応えして・・・ 第二話 身近にいるダンゴムシ  正式名称はオカダンゴムシ。 明治時代にヨーロッパなどから 積み荷などと一緒に伝来したもののようです。 こんな小さな虫ですが 落ち葉を食べて 微生物が分解しやすい状態にします。 つまり土壌を豊かにするのです。でも 農作物の葉や茎なども食べるので 駆除する対象にもなっ…

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なんとキノコ4000種  その③  

昨年の続き・・・・ 図書館から945種類を掲載した 山渓のきのこ図鑑 を借りてきました。 開いてみるととても魅力的なキノコがいっぱいです。 私が今までに出会った幾つかを紹介します   ササクレヒトヨタケ 私はササクレヒトヨタケと申します。  傘の長さは5センチほど 地上デビューしたときは 白色の円柱形ですがその日のうちに釣形になり 胞子が成熟すると傘が開きます。 成熟するに伴って傘の…

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なんと キノコ4000種・・その②

私はキノコの菌糸でございます。 ツチグリさんの登場で私の名前が挙がりましたが  私は乾燥や熱に弱く またとても人見知りで 普段は土や落ち葉などの中に隠れて静かに暮らしております。 ですから 人様の前に出て来るのはとても恥ずかしく お話しすることなどないのですが・・・菌糸体の代表取締役なんだから と言われてひとことご挨拶を・・・モジモジ 私 身体はとても細い糸の様で 弱点のように思われがち…

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鬼が悪さする・・・ 

長野市鬼無里 奥裾花渓谷の秘密・・・  日本百景の一つとして数えられる奥裾花渓谷。秋の紅葉が見頃です。 水芭蕉が群生する湿原を源にそれは清冽な水が流れています。 少し前までは一年を通して有料でしたので途中までしか行かず 絶景をみることはありませんでしたが・・・ その後合併して長野市になり水芭蕉園の近くまで無料で行かれるようになったので 久々に行ってきました。 鬼無里の地名は 684年頃…

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キノコは芸術家?

山に行くと朽ちた木にキノコが一杯・・・  また林の中は 名前のわからない不思議な形のキノコが一杯ありますが・・・ キノコの語源は 「木・の・子」 木の子供 なんですかねぇ ところで 私たちが一般にキノコと呼んでいるのは キノコの菌糸が 胞子(種)を蒔くためのお道具と言うか構造物にあたる部分 と ・・・・書かれています。  それぞれのキノコの菌糸が 自分の気に入った形の構造物を構築している…

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優曇華の花

ウドンゲの花   なぜ クサカゲロウの卵が優曇華の花 と呼ばれるかと言うと・・・ 写真左のように宙に浮かんでいるようにも見えますが  これは・・・雌が腹の先から葉の上に一滴の液を落とし 腹を持ち上げるとそれが糸状に伸びて固まり その先端に卵を生む からです。  写真左 の右側 同じ場所に何本かまとめて産卵しますが 糸が細いので卵が空中に浮遊しているように見え まれに この糸状の部分が…

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ヒルザキツキミソウ

北米原産の帰化植物で 観賞用に輸入・栽培されていたものが野生化したと書かれています。  野生化??  山野でみたことはありませんし 根分けしていただいていましたので 園芸種かと思っていました。 待宵草科の多年草で 昼間開花しているので  ヒルザキツキミソウ・・・と。  マツヨイグサ(待宵草) は 夕方~朝まで黄色い一日花を咲かせます。   名前の由来は 宵(夜)を待ってから花を咲かせると…

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 不思議な知恵 マタタビの花

6/22 2時間ほど近くの里山の林道を歩いてきました。  標高は800弱くらいの場所です。 近間の場所ではもうマタタビの花は終わっているのに ここでは満開です。 これはチャンス と寄ってみましたら 両性花のようです。写真左  少し前お気に入りさんに写真をみせていただいたのですぐにわかりました。     雄花はよく見かけるので  実のなる雌株を探していたのです。雌株に 両性花と雌花が咲くの…

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ウスバカゲロウ 薄翅蜉蝣

※ 「カゲロウ」はカゲロウ目に属する昆虫群で 昆虫の中で最初に翅を獲得したグループの1つで 幼虫はすべて水生で 半変態という特殊な変態を経て成虫になると書かれています。 ※ その中で ウスバカゲロウは ウスバカゲロウ科に属する昆虫群で カゲロウと名前が付いていますがカゲロウ目 とは縁遠い昆虫です。  つまり 名前は似てても 別ものだべさ と言うことですね。 種類が多い… すべての幼虫が蟻地…