「臨済禅師」の日記一覧

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悟りたい病 (自分のためのメモ)

宗教を学んでいるとき、悟りたい病を発することがある。 悟りというものが、なにか素晴らしく極上の境地をひらくものとして、あこがれの対象となってしまうのだ。 この病気はけっこう厄介で治りにくいもののひとつだ。 いろいろな気づきを悟りと思っても、その境地はすぐに崩れてしまい、また新たな探求をしなければならないという循環に陥ってしまう。気がつけど気がつけど、その最終地点には至っていないという不満足な状…