あらゆる煩悩の背後には 自分可愛さ、自分への執着がある。 たとえば、 子どもを手放せない親というのがいて、 自立を阻止したりするわけだが、 その背後には子どもへの執着が潜んでいる。 子どもに執着というと、 子どもが大事で大事でしょうがない というイメージがあるが、 子どもを大事になんかしてはいない。 子どもを自分のモノとできたり 思い通りにできる満足感を求めているだけだ。 要は 自分…

昨日は久しぶりに郊外温泉のサウナ浴を楽しみに行き、一昨日５０日ぶりに散髪した事もあって、身も心もすっきりの「心友」です。 温泉の脱衣所内に掲示されてあったカレンダーの今月の指針は 　　「執着する心が強くなると　　かえって大切なものを 　　　失うことになる」　　と書いてありました。 　□身も心も軽く 　　先日の日記に年とともに物欲が薄れてきている事を書き 　　ましたが、若い頃から金に対する執着…

幼いころ、 親や養育者からの虐待やネグレクトなどを 受けた人の中には 「私は愛情を感じないようにしよう」 「愛情を受け取ることも与えることもしないのだ」と 自分で決めることがある。 いったん決めてしまうと その後の人生は その思い込みを強化、証明するように歩んでいく。 これを交流分析では「人生脚本」という。 その後、その人は 家族や学校、職場、地域など いくら周りに人が…