「ポインセチア」の日記一覧

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目も彩に懐石料理旬の味

 蓼の葉と紫蘇冷しあり川料理  田中冬二 俳句拾遺  藪入に鯛一枚の料理かな  前田普羅  驟雨去つて峰巒青し支那料理  日野草城  鯰料理雨存分にふらせけり  林 たかし  鱧料理食べる目算鉾を見て  鈴木真砂女  麩料理も秋翳つくす京の雨  大島民郎  舞茸や杉箸ふとき坊料理  桂樟蹊子  本を見て作る料理や花辛夷  細見綾子  懐石料理の鮨とお造りと アロマ  目も彩に…

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青畳一人寝転ぶ夏の贅

 にんげんに老いる贅沢冷奴  丘はるか  ポインセチアこんなに赤を贅沢に  橋本佐智  贅沢に涼風纏い若葉色  アロマ  何ひとつ置かぬ贅沢夏座敷  田中由紀子(遠矢)  山青き夜や贅沢に灯を使ふ  岡本眸  贅沢をせよと子よりのお年玉  竹村良三  週末の贅沢げんげの絨毯藉き  鷹羽狩行  新緑にひたる贅沢職を辞す  林良子(知音)  島の贅エメラルドの水掻いて  アロマ …

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12月の絵手紙です。

11月は、描けませんでした。12月は、何としてもと決心して描きました。この時期の花としては定番のポインセチアとシクラメンです。ご笑覧下さい。

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神社に千歳飴提げ佳き日かな

    「アロマ」の句  午後長けて停車場に雪降り積もる  春菊に白瀧豆腐ですき焼に   親子で回転寿司の茶碗蒸し  刻み海苔艶やか細目の蕎麦啜る  紙風船ついて女の童歌  神社に千歳飴提げ佳き日かな  灰色の空より風花舞い降りて  南瓜フライドポテトをレンジにて  華やぎはポインセチアの赤い葉に  珈琲淹れて温もる夜半の月     「川端茅舎」の句  するすると子…

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旅の宿切子のグラスに赤ワイン

 カクテルの青に酔ひしや十二月  小林芳美  かりがねや古城にねむるワイン樽  木下ローズ  コニヤツクの火の色レノン忌なりけり  吉川白仙女  こほろぎや小さき灯点すワイン倉  白井 新一  コルク屑ワインに混じる小正月  能村研三 鷹の木 以後  シャンパンの栓の飛びたる夕桜  後藤比奈夫  シャンパンの栓飛んでゆく春の宵  山下かず子  シャンパンの泡の明滅クリスマス  鈴木…

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唐辛子台湾土産のストラップ

 実茨のひとかたまりの真紅かな  岡田日郎  実南天紅葉もして真紅なり  鈴木花蓑  実南天柄まで真紅や自若たり  中村草田男  秋湖澄み富士の落日真紅なり  富安風生  秋航へ鮫の真紅の肺を見て  斎藤愼爾 夏への扉  春の夜の灯を消せばなほ真紅の衣  長谷川かな女 雨 月  春暮るる雉子の頬の真紅  福田蓼汀  初日未だ真紅のままの増す光  中村草田男  初暦真紅をもつて始ま…

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ポインセチア その後

夏の間に大きく育ったポインセチアに、それまで知らなかった「短日処理」という方法を試みたのは、冬になってからだったかな… みどり濃く茂っている様子は元気で心強かったけれど 一向に赤くなる様子がなかったので、ググってみたら 短日処理というのに出会い、それから毎日、イグサの 1畳分のものを鉢に巻き付けたり、大きなダンボールが 手に入ってからは、それを毎日被せて、かなり頑張りました。 背伸びしてかぶ…