①牛頭天王が磐座に降り立ったとする伝承は、各地に存在する。豊受大神と天照大神を祀る籠神社奥宮の磐座二座も、熊野権現が天降る神倉神社のゴトビキ岩・水徳の神が降り立つ比叡山系牛尾山山頂の金大巌(こがねのおおいわ)も、牛頭天王が姿を変えて降臨した磐座と見てよかろう。 〔籠神社奥宮の眞名井(まない)神社〕(宮津市)、社殿背後の左右に磐座二座が鎮座して、右側の磐座主座(本宮)祭神は豊受大神、左の磐座西座…
2.卑弥呼と謎の四世紀 中国の歴史書から日本の記事がすっぽりと抜ける時代があり「謎の四世紀」といわれている。それは『晋書』の266年の倭国朝貢記事を最後に同書の413年の朝貢記事まで150年もの間、つまり四世紀の記事が全く記されていない。これはなぜ?という答えが全くわかっていないので「謎」とされている。今回は、卑弥呼と魏の関係について考え、「謎の四世紀」の原因に迫っていくことにする。 卑弥呼…
JR 東海の奈良文化講座で下記講座が現地奈良で開催されますのでご案内しておきます。 ヤマト王権の誕生を知ることができるのでは? 参加したいが? 奈良県の方ぜひ参加してください。 弥生時代の代表遺跡「唐古」ここから全国各地の土器が発掘されており、どうして? 半生記以上前、故宮崎康平氏は九州中を土器を見つけて行脚したが全国各地の土器を九州で見つける事が出来なかった。それで「まぼろしの邪馬台国」を書…