◆女性監督、女優を容赦せず（笑） 一昨日（1日・火）の朝、TOKYO MXで放映されたのをリアルタイム試聴。初見、原作未読。本年の映画初め。 大阪でふたり暮らしの母娘の家に、ある深夜、奔放な初老の母親が一回り以上年下のパツキン・リーゼントのトッポいアンチャンを連れ込んで結婚宣言、娘パニック、大家あきれる騒動の顛末を描く家族ドラマ。 宮崎あおい（娘）と大竹しのぶ（母）の配役が、あて書きかと思える…

★裏返された寅さん 昨日（23日・金・祝）の昼過ぎ、NHK BSプレミアムで放映されたのをリアルタイム観賞。初見。 東急池上線沿線の商店街で小さな薬局を営みながら女手ひとつで娘を育て上げたけなげで立派過ぎる姉と、善人なのだが甘え切った「人として」ダメ過ぎる風来坊の弟の絆を巡る家族ドラマ。 山田洋次監督作品にしては脚本が説明的だったり生硬で、吉永小百合様のお芝居にも少々生煮え感があったと思うのだ…

昨晩（16日・土）フジテレビで放映された監督特別編集版をリアルタイム視聴。初見。 6年前の赤ちゃん取り違えが発覚した対照的な2家庭（エリート×庶民）の葛藤を描く、実際にあった事件にインスパイアされた家族ドラマ。 お見事。繊細で計算が行き届いており、内容は普遍的だ。古今東西・老若男女、誰にでも強く静かに訴えかける。キャストの中では、集客力というか「広告塔」である福山氏のありようが一番拙く感じられる…

昨夜、NHK BSプレミアムで放映されたのをリアルタイム観賞。初見、原作コミック（吉田秋生）も未読。 鎌倉の古民家に住まう妙齢の三姉妹が、十数年前に出て行った父親の遺児にあたる中学生の「妹」を引き取り、支え合いながら各々の葛藤と向き合って行く家族ドラマ。 とにかく四姉妹を演じる人気者の顔ぶれが圧巻なのだが……ただそれだけと思って観はじめて、驚いた。正直、ナメていた。不覚の涙を誘われるこの懐かしさ…