今回は主張しない光りの中で輝き、そして消え行く様な秋薔薇の三態です。 今年最後の秋薔薇の溜め息・・・のように。 木漏れ日の中からの覗き込んでのものや、敢えて美味しい逆光を選んでのものです。 写真は、見えるものでは無く、見たい絵にする今の楽しみです。 昨日は青空でしたが、雲も有りますし、建物、さらに路面電車も通れば風も起きますし、露出も大きく変化の中です。 近づく程に、何が起きるかも…

今や写真を撮るのは、余程拘らない限り至極簡単で手軽にもなりました。 スマホに仕込まれたAIは、並みの写真愛好家を超えて見せるでしょう。 今や映画迄撮れて、さらに編集可能なのですから。 そんな中でも天の邪鬼は、半世紀を越えるオールドレンズで、マニュアルを楽しみます。 花は動かないから実に有り難い被写体ですが、それでも時折風が邪魔をします。 手持ちでピント合わせは、だいたいこんなところ…

今年の秋薔薇は、未だに暑さの続く中ですので、温暖化の中では中々厳しい条件下のようです。 それでも健気に、今年最後の力を振り絞るようです。 都内の北の端の場所で、唯一残された本格的な路面電車の走る場所の一つということです。 戦後の昭和時代には、多くの路面電車やトロリーバスがクルマの普及と共に邪魔者扱いで廃線の憂き目です。 もう一つの世田谷の三軒茶屋から高井戸を結ぶ世田谷線では、薔薇が咲…