「志貴皇子」の日記一覧

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水なもとの 雪を溶かして、、日々、一歌105/365+1

日々、一歌105/365+1 水なもとの 雪を溶かして 早緑は 燃え競ふらん 春ぞ来にけむ  やはり敵わん! そもそも志貴皇子という、その名さへ律動充満! 志貴皇子のよろこびの御歌一首 石走る 垂水の上の 早蕨の  萌え出づる春に  なりにけるかも 万葉集.巻八.一四一八 画/釧路湿原

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日々、一歌86/365+1  

日々、一歌86/365+1   往く道を 山桜の風 舞染めて 谷間の春に ひとり惑いぬ なんとか、でけた86首目、、 万葉集、春を歌ふは歌はもちろん、コレ。そりゃー敵うワケがない。敵をうと考へる、それ自体、恐れ多ひ、、 石走る 垂水の上の さわらびの 萌え出づる春に なりにけるかも 志貴皇子

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志貴皇子の歌、そして巻八の名歌、

☆ 石走る 垂水の上の さわらびの 萌え出づる春に なりにけるかも   巻八・1418  志貴皇子(シキノミコ) イワバシル タルミノウエノ サワラビノ モエイズル ハルニ ナリニケルカモ ・ 岩の上を勢いよく走り落ちる滝のほとりのさわらびが芽を出す春になったなぁ。 何と清新な響きをもつ歓びの歌であろうか。 さぁ、待望の、巻八の幕開けです。 志貴皇子は、天智天皇の第七皇子で、光仁天皇(白…