「旅情」の日記一覧

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通りすがりの旅人が残す小さな駅の物語【紀伊長島駅】

タイトルには物語と書いたがどうやら無人駅、利用者見当たらず単なる駅舎撮影となった 平凡すぎる駅の風景、列車が来たら良かったんだがそうは「問屋が卸さない」 2分ほどで取材完了寒さに震えつつ愛車に戻った

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記憶の彼方な伊良湖岬そうかこうしてこうやったんやね【伊良湖岬灯台】

「名も知らぬ遠き島より流れ着く椰子の実一つ」 そんな昭和な歌謡曲が通用した40年前に間違いなく私は現地を訪れていた 来た事実以外真っ白な記憶ですわ 商店売店の類に入ったかどうかも朧気 灯台が海辺波打ち際にあった事実までまったく忘れていた 通常通り小高い丘の上だと勝手に想定していたわけだ 若かりしバクタロウその時どんな気持ちで海を見て灯台を眺めたのかなぁ 将来に対す…

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映画短歌とエッセイ 6(旅情)

・題:旅情 ・バス停にクチナシ香る夏の風 ヴェニスの駅を遠ざかる汽車 (ミニエッセイ) ・1955(昭和30)年イギリス・アメリカ合作映画 ・出演 ジェーン(キャサリン・ヘプバーン) レナート(ロッサノ・ブラッツィ) フィオリーニ夫人(イザ・ミランダ) アメリカの地方都市で秘書をしている38歳の独身女、ジェーン・ハドソン(キャサリン・ヘップバーン)は長期休暇を取り、念願であったヨーロッパ旅…

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ローカル狭軌鉄道の揺れに身を任せる快感【三岐鉄道】

この鉄道に乗りたいがためにわざわざ桑名まで足を運んだ 節約の意味からあえての近鉄急行利用で三時間ようやく桑名に到着 少し歩き西桑名駅から喜び勇んで乗り込んだ 通勤通学客にはうざい横揺れかもしれないが鉄好き旅人にとってはビシバシ伝わる臨場感に酔いしれる 短時間だったが乗り心地満点数年ぶり再訪が心地好い

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ローカル線無人駅へ朝の散歩

宿舎から歩いて京都丹後鉄道栗田駅へ行ってみた 田舎駅の風情が色濃く残っていて逆に新鮮だ 小さな村落だし一日の乗降客は限られた人数だと思われる 代替バスにチェンジされるのを寸前で踏みとどまっている雰囲気がこの鉄道全線に言える 持ちこたえ地域住民の貴重な交通機関として役目を全うして欲しいなぁ

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のんびりと過ごす

快晴無風、気温を除いて春のような日。鳥の姿は少ない。バードフィーダーの近辺はもとより、庭に来るものもあまり見ない。雉も昨日今日と現れず。  前にも記したがスズメがいないことは気がかりだ。庭の金木犀を根城にしていて、他の鳥たちが餌台に近づくのに遠慮していたほどの勢力を持っていたのだが。  一昨日雨の中、聞こえていたキツツキの音も聞こえない。乾燥した空気の中とは一味違う、柔らかな音を立てていたのだが…