「英国文学」の日記一覧

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日記128 家の中の子供/ペイター

 ウォルター・H・ペイター著「家の中の子供」(菊池武一訳、集英社世界文学全集42)読了。日記 2「真夜中の子供」でこの本に触れていた。やっと読んだ。  遠い記憶を呼び戻せば、学生時代、英語力があった時に英書購読で読んで、文体の複雑さの印象と古き英国の雰囲気を知り今も英国の歴史風土は好きである。また宮廷画家ワトーもこの本で知ったのだった。  原題はThe Child In The House。著者…

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バラ-ド最後の作品

戦前の上海共同租界で生まれ、少年期を 上海にある日本軍の収容所で過ごした バラ-ド。戦後は英国に帰り、ケンブリッジ大で 解剖学、医学より文学を選び、ロンドンの Q・メアリ-カレッジに進学。 従来にはないニュ-ウェ-ブと呼ばれるSF作品を 書いても脚光されなかった。英国は相変らず 純文学を第一とし、米国はコミックの延長みたい、 宇宙モノが持て囃され、彼の評価は低かったそうだ。 彼の作品が映画化…

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英国文学、米国文学、 どっち派?

28日の読売新聞文化欄は「、米国文学、 どっち派?」の記事がありました。 小生は「米国文学」派ですね。 みなさんはどっち派? 英国文学 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E6%96%87%E5%AD%A6 米国文学 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2…