「原稿用紙」の日記一覧

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原稿用紙についてその10(英語を日本語に翻訳するということ)

翻訳本も同じだ。 言葉にはその通りの意味もあるが、 そのままの意味ではない場合もある。 言葉は生きている。 そこには訳する人の好みや性格が出る。 本来言わんとしていることが 抜けてしまう場合もきっとある。 英語からは直訳したい衝動にかられる。 一言一句に意味を与えて正確に訳を作りたい。 でも言葉ってそんな概念ではない。 定番の訳とされているものは 代表的な訳なだけであってそれだけではない…

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原稿用紙についてその9(話し言葉と書き言葉)

物事を説明する場合、 どちらの方が言葉数は多くなるのだろうか。 話し言葉にしても、 直接会って話しているのか、 電話で話しているのかによっても違いがある。 ウェブ会議のように 顔を見ながらでも会わずに話すことができる。 顔を見る事ができる場合においては、 言語以外の情報も察知できるので その分言葉数を減らすことができるかもしれない。 視覚的な情報や相手の表情から 言葉からよりも多くの事…

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原稿用紙についてその8(書く事と話す事)

紙に書いた伝言ゲーム 法律は言葉が難しい。 古文は読めないから口語訳の本がある。 いろんな人が解説して その解説から別の解説本があったりする。 もうどれが正しいのかわからなくなる。 伝聞の伝聞はもう別の物だ。 言いたいことがきちんと伝わることが大事なのであって、 誤解されるような言い回しや言葉足らずの文章、 いかようにも解釈ができる文章は 読みにくいし読みたくない。 なんでもかんでも省略…

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原稿用紙についてその7(それでも本が読みたくなる)

読めるようになりたいので読むのだが、なんか読みづらい。 その理由がなかなか分からなかった。 作者とか気にせず選んでいたが、 特に読みにくいと気づいたのが洋書だった。 ようやく気付いた。 洋書が嫌いというよりは、翻訳された日本語が読みにくい。 登場人物の名前が覚えられない。 会話が始まると誰が話しているのかわからなくなる。 この展開はあの話に似ているとか、 ここの言い回しがとか、 句読点の打…

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原稿用紙についてその6(実用書を読んでみる)

これがまた大変。 色んなタイトルがついて色んな事が書いてあるけど、 行きつくところは同じ。 同じものをいろんな角度から見て解説しているだけ。 新しい発見はない。 でも興味はあるから また同じような内容の本を手に取ってしまう。 堂々巡りである。 本でも映画でも前半とても面白いのに 後半しぼんでしまう作品がよくある。 実用書も半分くらい読み進めると 後半読まなくてもなんとなくわかる。 予測して…

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原稿用紙についてその5(読むことと書くこと)

正直に言うと、本は好きだが、読むのは嫌い。 本屋さんは好きだが、読むのは嫌い。 本を買うのは好きだが、読むのは嫌い。 小説はほぼ読んだ記憶がない。 絵本すら読んでもらった記憶がない。 読む訓練ができていないので、字をたどることが苦手。 同じ行を何度も読もうとしていたり、 ページをめくると前のページの内容を忘れたり。 人生の楽しみを一つなくしている気がする。 しかし人間というものは不思議…

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昭和はピンクレディーとレコードとともに(原稿用紙3枚分で書いてみた。)

昭和生まれです。 昭和の歌謡曲と言えば、まずはレコードですよね。 雑誌の付録にペラペラのレコードがついていたりして。 針で音が鳴る理屈は、まったくもって理解できませんでした。 一番初めに買ったレコードは 「およげたいやきくん」だった気がします。 でも一番印象に残っているレコードは やはりピンクレディーのレコード。 1枚600円。消費税なんてついてない。 あの頃は新曲のリリースの間隔が早く…

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原稿用紙についてその4(嫌な思い出ほど覚えている)

小学生の国語のノートって原稿用紙になっている。 国語の授業で教科書の文章を丸写しするというのがあった。 ただ写すだけそれだけ。 漢字、ひらがな、カタカナ、句読点、改行の位置を 同じようにノートに書くだけ。 それを隣の同級生と同時に先生に見せる。 間違いがなければ次の段落に進み、 間違いがあるとやり直し。 また別の人とペアで見せる。この授業が嫌いだった。 きれいな字が書けないことも嫌だし、 …

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「おしん」見てから学校に行ってました。(原稿用紙3枚分で書いてみた。)

昭和生まれです。 朝学校が始まるのは8時30分だったか35分だったか。 学校まで歩くと10分くらいかかる距離。 「おしん」の放送時間は8時15分から30分まで。 最後まで見ていたら絶対に遅刻する。 朝ドラは前半で昨日のあらすじをやってから 先に進むスタイル。 なので前半7分くらい見てから出発。 8時22分くらい。そこから猛ダッシュ。走って学校へ。 で次の日の前半を見る。 これで話がつながって…

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原稿用紙についてその3(まず400字書いてみよう)

そんな原稿用紙を使って、書いていこうという話なのである。 が、現段階で原稿用紙をHP上に再現できないため、 その体裁は取れないが400字というくくりで書き始めよう。 なぜ書くのか、書く人なんていっぱいいる。 同じような事を考えて 同じような事をやっている人なんていっぱいいるのに。 ずっとそう思ってきた。だから何もしなかった。 でもそんな事はどうでもいい事だった。 書きたいなら書けばいいん…

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原稿用紙についてその2( 原稿用紙の第一印象)

原稿用紙が好きである。しかし出会った頃は嫌いだった。 原稿用紙といえば、小学校の国語の授業。 作文に、読書感想文。 この整然と並んだ桝を文字で埋めるのが本当に嫌だった。 同じ言葉を使って、桝を埋める事だけに集中していた。 段落が変わる時に一字下げのルール。 すぐ忘れて書き直し。 乱暴に消しゴムをかけるから何度も破いた覚えがある。 作文において小学生の時に学んだことは、 左下の最後の一文字ま…

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原稿用紙についてその1(原稿用紙を褒めてみる)

原稿用紙っていいですよね。 桝が並んでいて書きやすいし、読みやすい。 日本人だし日本語だし、本当は縦書きがいい。 コンピューターと日本語は相性が悪い、 ということは重々承知だが、やっぱり縦書きがいい。 ここに 原稿用紙デザインのページを画面いっぱい作りたい。 文字数を数える必要もないし。 桝を埋めるという感覚が楽しい。 やる気も出るし達成感もある。 桝を埋めたい衝動にかられる。 ここ文字数の表示…