さきがけのくれない一つ 木瓜の花 伊丹三樹彦 新学期道べりに咲く朱い木瓜 アロマ 木瓜紅く田舎の午後のつづくなる 橋本多佳子 更紗木瓜解けば風あり植木市 水原秋櫻子 殉教 憂ふれば鳩尾痛し木瓜の雨 鈴木真砂女 居待月 早咲きの木瓜の薄色蔵開き 鈴木真砂女 夕螢 授業で木瓜の花季語選ばれて アロマ つれづれに夕餉待たるる木瓜の花 日野草城 母を訪ふ…
今日は2月定例句会でした。今月の兼題は「苗木市・植木市」です。以下は入門歳時記の解説です。 (季節:春) 春の彼岸のころは、苗木植うすなわち、果樹・庭木を移植する好適な時期である。このころ、社寺の境内・縁日・夜店などに苗木市が立つ。最近は、槙・松の大木から、鉢植え・盆栽まで並んで植木市と呼ぶにふさわしい。町筋には葭簀が張られ、花をつけた木々、緑樹が並び、裸電球の灯に客の表情にも春らしい気分が漂…
もう植木を植えるスペースなんて余り無いのに よせばいいのに又買ってきました。 ブルーベリーの苗2本と赤い一重のクレマチス です。 ブルーベリーはもう7~8年にも成るのに生らない ブルベリー二本と植え替えるためだ。 生らないと言うのは可愛そうだけど、草刈りの途中でバッサリと間違えて切り取ったたりして 中々背丈が伸びない。 少し実を付けたことも有ったが、渋くて旨くない 熟れるのを待って食べたのだがや…
木洩れ日に白惜しまずよ鉄線花 石田あき子 見舞籠 すつきりと紫張りて鉄線花 池田やす子 つつましき夏のはじめや鉄線花 森澄雄 とり逃がす三味の二の糸鉄線花 佐藤美恵子 夕闇の包めぬ白さ鉄線花 吉岡ひとし 好きな花鉄線といひ案内する 高木晴子 晴居 懐しき江戸紫や鉄線花 武原はん 戦乱の風残りおる鉄線花 和田悟朗 採寸に体まかせる鉄線花 坪内稔…