「後妻業」の日記一覧

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「怖いのは普通のオバサン」

本の話だ。『全告白 後妻業の女 筧千佐子の正体』。普通のオバサンはただお喋りでいきなり垣根を越えて近付いて来るだけだ。 筧千佐子(かけいちさこ)の名前を目にしたら、殆どの人がああ、あの年寄を何人も殺した女性だと思い出すだろう。 本書は事件の詳細と彼女に直接面会して聞き出した話だ。その時の服装や雰囲気や表情が細かく描写され、それがこの一冊を引っ張って行く。 あの事件で印象的だったのは結婚した…

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男女関係とお金

ここシュミートでも「後妻業」の話を聞く パーティで、逆ナンパされて 一回り以上年下の女性と結婚して、毎日脂っこい、味つけの濃いおかずを食べさせられ、、、 何故か妻は食べない。 「そこに愛はあるんか?」太地真央が言っている(笑)  注:サラ金アイフルのコマーシャル 昨夜のニュースで 「小室さん側と男性、金銭トラブル解決を確認」 結局、予想していた通り、眞子さんのお財布から解決金を支払…

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「後妻業の女」〜〜ブラックユーモアの世界

3日前に封切られた映画「後妻業の女」を観てきました。 昨年直木賞を取った黒川博行の小説を映画化したものですが、原作とはかなり違う脚色をしたような印象でした。 昨年小説が評判になるのとほぼ同時に映画たような事件が実際に起こったので小説はこの事件をモデルにしたのでは、と言われましたが黒川氏がテレビに出演して「実際の事件をモデルにしたと言われては癪にさわるのでむしろ前倒しして本を売り出したのだ」と言…

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事実は小説よりも…

黒川博行の「後妻業」を読了した。著者は直木賞作家で、大阪を舞台としたピカレスクロマン、ミステリーを主に手がけている。本書は2014年の第151回直木賞受賞後第一作で、独身で高齢の資産家の後妻となった後、その資産家を殺害して財産を乗っ取ることを生業とする女性を描いたクライム・ノベルである。  91歳の中瀬耕造は、結婚相談所で紹介された22歳年下の小夜子と結婚していたが、ある日脳梗塞で倒れる。耕造に…

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小説「後妻業」を読み終えて

事実は小説より奇なりという言葉がありますが、この小説を読み終えて今関西で起こって容疑者が逮捕されている事件とくらべてどちらがひどいかの判定はできません。 事実の方がその経緯とか内容とかをほとんど公表されていないからです。 わからない理由は公表しないからではなくて公表する内容がないからだと思います。 悪魔女が一切自白しないで動かぬ状況証拠もつかめなければ5人も6人もの人間を殺しておいて証拠不…

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「後妻業」?高齢独居老人は殺される?

京都方面の町に住む何とか千佐子とかいう女が高齢者の男を次々にたぶらかして結婚したり内縁関係になったりして、その男を殺して遺産をせしめるというとんでもない事件があり女が逮捕されているという。 毎朝のテレビワイドショーの絶好のネタになっているから見るともなしに見ているが、昨日直木賞作家の黒川博行という人が出演していた。 「後妻業」というおどろおどろしい名前の小説の作家だが、氏の説明ではこれは今度…