「俊子」の日記一覧

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老いらくの恋??

知らなかったのですが、「老いらくの恋」って、昔でいうと還暦すぎて、(いい年をして?)好きだの、恋だのって、「いやらしい、恥ずかしい」くらいの知識しかなかったのですが、いま読んでいる本「70歳からの人生の楽しみ方」櫻井秀勲著によると、ちょっとした事件があったそうです。。参考に。 老いらくの恋は恐るるものなし、でいこう 「老いらくの恋」と聞いて、どんな恋物語を想像するでしょうか。じつは、これは実…

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北原白秋と福島俊子 (3)

北原白秋と福島俊子 (3) 前回、城ヶ島についてコメントをいただきありがとうございました。今回は、俊子の実家あたりへ行った話しを書きます。 俊子は、東京から三重県名張の下比奈知の父母の家に帰った。父は、自由奔放な俊子をもてあましたようであるが、母は、俊子をでき愛していたとも言われている。 茨木市立図書館にて本を閲覧した。「ここ過ぎて 白秋と三人の妻」瀬戸内晴美 新潮社、である。白秋の未完の小…

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北原白秋と福島俊子 (2)

北原白秋と福島俊子 (2) 明治45年、大正元年(1912)7月、二人は、俊子の夫に、姦通(かんつう)罪で告訴されて、白秋と俊子は、市ケ谷の未決監に拘置された。 2週間後、仮釈放された。白秋は、慰謝料として、300円を松下長平に支払い、示談が成立して、告訴が取り下げられて、8月に無罪免訴となった。 その後、松下長平は、俊子を離縁した。 当時、詩人第一位という白秋の栄光は、地に落ち、文壇活動の…