花の雲押せ押せ雲の飛行 吉原文音 花の雲王城細く見ゆる哉 花の雲 正岡子規 花の雲貫いて来る五条川 伊藤 佶 花の雲言問団子桜餅 花の雲 正岡子規 花の雲四方にありし虚子忌かな 高野素十 花の雲酒の肴は酢でころす 瀧 春樹 花の雲十二神将踊るかな 赤嶋千秋 花の雲鐘つき堂は埋れぬ 花の雲 正岡子規 花の雲鐘は上野か浅草か ばせを 芭蕉庵小文庫 …
仁和寺やあしもとよりぞ花の雲 黒柳召波 千賀の浦や煙りにあらず花の雲 魯九 破風口の夕日はあかし花の雲 許六 芳野見た笠羨し花の雲 中川乙由 花の雲谷は鉄橋千鳥がけ 川端茅舎 鬼が棲むはどの山あたり花の雲 中村苑子 金魚田にうつる遠くの花の雲 富安風生 縮緬の手提げ袋に花の雲 アロマ 九輪とは天を差すもの花の雲 阿波野青畝 山高みこのもかの…