花の雲棚引くかに山裾に


 <最高気温15度 晴れ

 鶏のから揚げと菜の花をチンして朝食に

 冷やご飯に煎茶を懸けて頂く>


 花の雲言問団子桜餅  花の雲 正岡子規

 花の雲四方にありし虚子忌かな  高野素十

 花の雲酒の肴は酢でころす  瀧 春樹

 花の雲十二神将踊るかな  赤嶋千秋

 花の雲鐘つき堂は埋れぬ  花の雲 正岡子規

 花の雲鐘は上野か浅草か  ばせを 芭蕉庵小文庫

 花の雲深き海へと誘ひぬ  大野八舟

 花の雲垂れさがりてぞ降りいでぬ  岸風三楼 往来

 花の雲世を一ぱいの入日かな  卯七 俳諧撰集「有磯海」

 花の雲青蓮院に時雨れけり