今日も、窓から
雨なんだよね 落ち込むよね 仕方ないけど それに 寒いしね 黙って、見てる 揺れてるよ 心の中で 青い炎 赤くないんだ 青いんだよ 春色って感じ だけど 今日も、見てる 窓からの雨 寒いねえ それに 冷たいけど
雨なんだよね 落ち込むよね 仕方ないけど それに 寒いしね 黙って、見てる 揺れてるよ 心の中で 青い炎 赤くないんだ 青いんだよ 春色って感じ だけど 今日も、見てる 窓からの雨 寒いねえ それに 冷たいけど
揺れている もうすぐ暗くなる 窓の外 空は やはり灰色 雨だもの 部屋も 暗いけど それもいいって感じ 明日への夢 窓から 飛ばしてみようか
まだ そう思いたい でも 冷たいし 外は 揺れてるし 緑も なぜか 暗くて 行ってしまったのか 秋は そうだよね 今 吹いている 冬見えの風は 後ろ姿の 秋を思って どこまでも吹いている
夏とともに 消えた過去 どこに行った 忘れて 星も そう言っている 振り向かないから 空も そう言っている 今夜は ちょっとだけ 苦い酒 だけど 明日は 甘い酒が待っている そして 歩いていける そうでしょう
鍵は もうない そうかもしれない 捨てた あの日 どこかに 部屋の 片隅に 置いてきた 知ってる部屋から 知らないバスに乗って 旅だったあの日に
風 ぬるいけど さらっと生きたいね 緑 惑いながら 揺れてるけど 朝 やっぱ 好きなんだよね 空 いつものように 雲は流れてるから わけもなく さらっと生きたいね
雨でも 心は晴れ なんてことは ありかな いや 今日は 無しって感じ でも 明日は 晴れって感じ 雨でも 晴れる そんな気持ち 大事な気がする グレーな雨だけど 風も吹いてるし 緑も揺れてるし たとえ雨でも
短くして ちょっと気取る ほらね 誰も見てないけど ほら いいでしょ いい感じ 涼しくて いいよね 風に 揺れないけど いいでしょ ふわっと 心が見えて いいよね
静かな ひとりの 夕方 風も 止まったり 動いたり 緑も 少し 沈んでる また ゆらゆらと 動いて ほうら もうすぐ夜だよ そんな声 ひとり散歩 暗くても 幸せかな
あるだろうって そう やはり 今は どうかって さあ 濁ってはいないけど キラキラって わけでもないか でも あるよね ちょっとは 夢のかけらが 瞳の奥にさ 少し酒色だけど
もう ないね 桜 そりゃ そうだ 誰か散らした そんなわけないけど 散らしたんだよね 誰か でもさ 時たま 今日みたいな暗闇 咲いてるんだよ 夜に 誘われて ほら もう一杯 飲みなってさ
酔えないねえ このくらいの酒でさ もっとグラスを そう言えりゃ どれだけいいだろう でも 言えないねえ 今夜は 星が遊んでいるから ほら グラスの中でさ こっちを見てる
ちょっとだけ青い やっぱり うすい空 流れるような 白に包まれて 青いのだ 風も 静かに 揺れている 消えた花を 惜しむように 静かに でも そんな うすい空 今だけ 夏を待っている 揺らし風とともに
降ってるんだ 雨は しばらくはね だけど きっと止むよね 雨は 何にも しないで 窓から見てる雨 濡れないから いつまでも 見つめていられるよね 明日も こうやって 見つめているかな 春の 窓からの ひとかけらの夢
この青 いい色 夕方になっても もうすぐ 暗くなって 青は消える でも 星が 光ってくれる だけど まだ 空は青 そして 今 空は秋 少し物思いにふけっています・・・
扉を開けると そこに あるのは あの日の夏 想い出ってやつ 色あせてる きれいな青 涼しい緑 きらっとオレンジ 多分 そうだったんだ きっとね 眠ってるサンダル いつ 目覚める わからないけど こころだけは いつまでも夏
忘れてた 半分の夢 もう、色あせてる 覗いても 半分しかない 残りは 奥の胸の先 見つけてって 声も だけど 雨だから 半分の夢も 迷ってる 仕方ない 雨だから
目の前に いつもの緑 ただ、黙って 胸の奥にも いつかの緑 そのままか 遠い空には 深めの緑 限りなく だから 揺らしてみてよ 明日のために
寒い夜空に 置き去りか まあ、それも悪くない 後ろから 風も 笑ってるけどさ いいってことに しとこうか 冬だから 冷たいってのも まあ、悪くない 涙も 飛んで行ったぜ 夢なんだから すべて
朝の風 静かに 紅葉の向こう 冷たくて でも 明るくて 秋の陽と 戯れて 去って行く それから 枯れ落ちる 紅葉も 静かに さわさわと 回り道 いつまでも ゆっくりと 静かに