「認知症支援」の日記一覧

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散歩は気を付けないと危ない

施設の高齢者で認知症の方の散歩に付き添う。 毎週一度きりの散歩だがとても楽しみにしている。 日曜日は薄曇だったが風も無くお散歩日和になった。  「風邪気味?大丈夫?一枚余分に着ようか?」 それでも散歩はしたいと言うのでいつも通り出掛けた。 2キロほど先の海岸まで歩きコーヒーを飲んで一服。 帰路もいつも通りの足並みだったが途中でトイレ。 施設まであと数百メートルの信号で柱に掴まった。  「どうし…

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秋雨の晴れ間に駅伝

毎年開催される認知症サポートの駅伝大会に参加しました。 距離はたった2キロ弱ですが沢山のサポーターが一緒に走る。 実業団で陸上、2部リーグでサッカー、役所でスタッフの人。 ボランテイアでいつも施設慰問をしている人も参加した。 毎年14~5人だったのが今年は20人を越えて25人。 北海道から回って来たタスキにサインをして次走者に渡す。 このために滅多に着ないタイツにパンツを履いて出た。 運動靴は…

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さて認知症は誉めて貰おう?

ボランテイアで精神クリニックへ認知症の爺さんに付き添う。 膝が悪く車イスになるので車の揚げ降ろしやトイレ介助になる。 娘さんが付き添って来るのでそのお手伝いと言う所だろうか。 やはり男子トイレにまで娘さんが入るのはためらわれる。 ましてズボンの上げ下ろしからスリッパの履き替えは面倒だ。 会計が済み娘が薬を受け取りに行った間は待合で待つ。 20分くらい待っただろうか玄関から知り合いが入って来た。…

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散歩とお喋りでお礼を言われる

新しい人だが週一回のお散歩ボランテイアが始まった。 認知症の爺さんで私より5歳も若いし元野球部員と言う。 奥様が心配してグローブと球を買って勧めるが相手が無い。 そこでこの散歩の日にキャッチボールをすることになった。 昨日は天気も良かったが何せ暑い日でやる気も失せる。 そこで爺さんの家に着いてさて今日はどうしましょうと聞いた。  「ウオーミングアップでキャッチボールして下さい!」 わあお~私は…

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本当に認知症?

認知症の家族からの依頼でお散歩のボランテイアをしている。 昨日は初めての方で年齢を聞くと68才と言う若さだった。 家まで迎えに行き散歩に出るが奥様が随分心配をする。  「どちらへ行かれます?主人分かりますでしょうか?」 あまり心配しなくても良いですよ!と答えて玄関を出た。 最初は口篭って居たが幼い頃のことを訊ねたら良く喋る。 小学校、中学、高校と来て会社のことになるとさらに饒舌だ。  「どこの…

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ラン伴(らんとも)行って来ました

認知症患者とその家族を支援して北海道から沖縄まで走る。 駅伝形式で各都道府県を巡るジョギング大会に今年も参加した。 一昨年はボランテイアグループからたった一人の参加だった。 昨年は7名も参加してくれて心強かったが大雨になった。 雨に濡れて走った苦い経験が嫌われたのか今年は3人だ。 タスキにはそれぞれのメンバーがマジックで名前を入れる。 こうして沖縄までタスキが引きつがれて行くのも明るい希望だ。…

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雨のマラソン大会!

RUN伴(らんとも)と言う全国をタスキでつなぐ駅伝大会。 認知症の方と家族を支援する団体が主催している。 昨年は鈴鹿市役所からのスタートに参加した。 今年もとエントリーしたが仲間を募ったら7人になった。 昨年はたった一人の参加だったがこれだけで十分嬉しい。 仲間は上は70歳以上の高齢女性が多いのが心配。 話を聞いても犬の散歩くらいしか運動はしたことがない。 そんなメンバーばかりがタスキをつなぐ…

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北海道から沖縄まで走る

認知症支援で全国ネットの駅伝が全国規模で行われている。 すでに北海道は7月にスタートをして現在は静岡辺りか。 ここ鈴鹿市にも関西地区として9月29日に通り過ぎる。 駅伝なので短い距離をその土地の人がタスキをつなぐ。 勿論、認知症の人やその家族、それを支える自治体関係者。 鈴鹿市でもランナーの募集がありここぞ!とばかり手を挙げた。 昨日貰ったメンバー表を見て驚くがさてどうしたものだろう。 悩む理…

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反戦少年の後悔

中学の頃は飛行機に憧れて良く飛行場に見に行った。 名古屋だったので小牧が近いがそこは自衛隊基地だった。 勿論民間機も居たが共用空港なので自衛隊機が優先される。 ある日クラブに誘われて自衛隊の体験入隊に行くことになった。 それはそれで面白い体験と少しばかりの平和知識になった。 後に反戦少年になった時は恥ずかしくて体験は唯一の汚点。 誰にも話せず唯一の体験はお蔵に仕舞われたまま過ぎた。 それが先週…

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介護実習は疲れる!

認知症介護ボランテイアの研修で施設実習に行きました。 いや〜何が疲れるかって?そこに居ることだけで疲れます。 と言うことは普段家で一緒に過ごす家族の負担が分かります。 実習はほんの一日ですが家族は365日24時間でしょう。 介護疲れの果ての惨事も毎年のごとく見聞きします。 以前は施設に入れるとか預けると世間のウワサになった。   「あそこの家は親を見放した!冷たい家族だ!」 結果家に縛り付けて…

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だから男は・・・!

社協の主催する認知症ボランテイア講座を受けている。 初めてと言う講座で30人が集まったが男性は3人。 ほとんどが中高年の女性で家事の合間で参加。 中には認知症の家族も居て驚くことばかり。 介護にあたる女性の現実を垣間見ることができる。 男性の参加が少ないこと自体が世相を表している。   「男性が少ないのに良く来られましたね?」   「明日は我が身だしね!分からないことだらけで。」 事前に分かっ…