「梅田望夫」の日記一覧

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「ウエブ時代をゆくーいかに働き、いかに学ぶか」(2)

 私たちは「知のゴールデンエイジ」とでも言う時代を生きている。  梅棹忠夫による名著「知的生産の技術」(岩波新書)  知的生産の成果とは「書くこと」なのだと明示した。  「人類の過去の叡智」をネットに取り込もうとする営み。   スキャンされた数千万冊の本を巡ってネット上の「群衆の叡智」が自由に関与し、それらの本の間の関係付け、文脈付け、解説、再構成といった付加価値が積み上がっていく可能性も開ける…

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梅田望夫著「ウェブ時代をゆくーいかに働きいかに学ぶか」ネット社会の生き方記す

「ウェブ時代をゆくーいかに働き、いかに学ぶか」 梅田望夫著 ちくま新書 2007年11月10日発行 ー半導体の発明に端を発するパソコンの誕生、インターネットの発展。  ネット上では、「距離」の制約を感じる必要がない。  不特定多数「無限」大の人々とのつながりを持つためのコストはほぼゼロになる。  ネット上に溢れる情報量も膨大で、膨張を続けて行く。  ネット上で「無限」性と対峙し、「無限」について…