2019年10月29日(火)07:10 会員以外にも公開 雲雀弟子 長谷川等伯の能登/故郷の南志見城山物語27 直木賞作家の安部龍太郎は、等伯の大陸性を「能登畠山文化の源流をゆく」(のと共栄信用金庫発行)で述べていた。 1つは、中国の13世紀後半ごろの水墨画絵師の影響を受けたこと、更に、能登半島が日本海交易や渤海交易の要地であったことだ。そして、能登の各地に朝鮮半島とよく似た祭りと新羅渡来の神をまつる神社も多くある。 能登弁のイントネーションが韓国語そっくりであるとしている。こうした環境が代表作「松…