安曇小６年生（手前）に、満蒙開拓の歴史を題材にした紙芝居を上演する梓川高生＝松本市の同高校 旧満州（中国東北部）に開拓団員として渡った地元住民から体験を聞き取り、紙芝居を作った松本市の梓川高校の３年生６人が２０日、同校で同市安曇小学校の全６年生４人を前に上演した。 ２０１８年夏に完成させ、これまで満蒙開拓平和記念館（下伊那郡阿智村）などで上演してきたが、小学生には初めて。卒業前の最後の上演で、…

2月17日に、友人の紹介で満蒙開拓に関する吹田市での報告会に参加した。以前、その友人に叔父が満蒙開拓に行き、現地招集で戦死し、留守家族も全員死んだとの話をしたことがあったのかもしれない。 今回の報告会の報告者は、地元の教職員を退職されている。彼女の父親は、終戦直前の1945年8月に満州の日本人学校に招集され、その後シベリアで4年間の抑留生活を送ったとのことである。本人は終戦後わずか3か月で母・…