「帰り来ぬ青春」の日記一覧

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この時期、この作品を掛けて思うこと。 奇人、書の巨匠、井上有一はどんな心境でこの作品を書いたのか。

今年は季節が早く、もう梅雨に入った。 拙庭のガクアジサイはまだ"蕾かたし"だが、床の間には井上有一の「アジサイノ花・・・」を掛けてみた。 「ラ・ボエーム」とか「帰り来ぬ青春」のイメージが浮ぶ。 井上にはめずらしく具象的、抒情的作品となっていることが興味深い。 ストイックなところで知られる井上だが、教師でもあったことに関係しているのかもしれない。 先日、NHKでフランシス・ベーコ…