2020年10月28日(水)01:34 会員以外にも公開 アロマ 詩 「秋の午後」 秋の切符 山川啓介 誰もいない駅の 誰もいないホームで 誰も載っていないだろう 汽車を待つ そんな秋の孤独も 悪いものではない 傾いてゆく夕日の中で 私は人恋しさの日時計 秋の午後 アロマ オープンカフェの椅子に座り 午後の日差しに透ける紅葉を楽しむ 仄かな紅茶の甘みは香しい 静けさが嬉しく …