「野良犬の値段」の日記一覧

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『野良犬の値段下』(百田尚樹著)は、ホームレス支援団体に、匿名の高額寄付があったという、いい話が聞けてよかったと言う

 「やるんだ!」 松下は高井田を睨みつけ、鋭い口調で言った。 「何も高井田さんに、俺を殺せとは言っていない。 だから、薬で安楽死させてくれ」  高井田は 河川敷に、影山貞夫、石垣勝男、大友孝光、それに松下和夫を集めた。 これから行う「誘拐事件」の計画と作戦の概要をあらためて語った。 ネットを使ってサイト上で展開するアイデアを出したのは石垣だった。 このアイデアによって「劇場型」の骨格が固まった。…

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誘拐事件の標的

 百田尚樹の「野良犬の値段」を読了した。著者は放送作家出身の小説家で、2013年、「海賊とよばれた男」で第10回本屋大賞を受賞しているが、最近はライトサイドの論客としても有名である。2013年にNHK経営委員に就任しているが、その激烈な発言が批判を受け、一期で退いている。本書は、著者が初めて手掛けたミステリーであり、六人のホームレスの誘拐および殺人事件が描かれている。なお、本書は二部構成であり、…

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読書 野良犬の値段

一昨日のことである。 以前 日記に書いた クルマのバッテリー補充を目的として、あてどなくドライブすることにして、いつものように 国道16号線を走っていて 目に留まった 蔦屋書店柏の葉店に入った。 ここは大規模店舗で ドライブ中にいつも目にしてはいた。小生 しょっちゅう本は買うのだが、いつもAmazon専門で 実書店に入るのは久しぶりだ。 この朝 読売新聞を見ていて 気になった本が2冊あった…